2016年10月02日(日)01:16 会員以外にも公開 吾亦紅 「言語起源論――旋律と音楽的模倣について」 ルソー (著), 増田 真 (翻訳) ☆☆☆★ ジャン=ジャック・ルソーの「言語起源論」が、岩波文庫から新訳で登場した。私がこの本に興味を持ったのは、その半分が音楽起源論だから。この思想家は、人間の言葉の起源は、精神的な欲求、情念であり、飢えや、乾き、恐れなどの本能的なものではないと考える。本来、生きるために他を遠ざけるのが獣であり、人間はその情念から社会を形成したように、言葉も情念から生まれた。ルソーのこの思想に、岡潔との繋がり…
2024年03月05日(火)06:30 会員以外にも公開 栞. 栞のテ〜マ ☆ 今を楽しむのだぁ! おはようです〜☆ 私の楽しみ、イロイロありますねぇ… 仕事を頑張ってるのも オフを楽しむ為と言っても 過言ではありましぇん! 読書は2週間で6〜7冊の ペースで新刊中心に読み漁ってます(笑) これは日課なんで 年間150冊位になるかなぁ… あとは、温泉旅行や 食べ歩き そして、そして、 数年前から始めたライブ観賞… 前々から、音楽聴いたり、歌ったりは 大好きだったんで 米津…
2020年05月02日(土)16:43 会員以外にも公開 山水 今日の気温26℃⁉ 今日の横浜は夏日です。気温26℃陽炎が燃えて来ました。 庭の草花が一斉に花開き、昨日アヤメでしたが、今日は紫蘭が咲いてくれました。 毎日花便りのようです。 今日は読書と音楽を聴きながら過ごしました。 家にいてもガス漏れの検針やご近所からの頂き物があり、居眠りも出来ません。 お向さんは、ガレージでバーべキューを始めて家族で楽しんでいます。 最近引っ越してきて、若い夫婦ですが子供さんが5人…
2016年11月15日(火)23:25 会員以外にも公開 吾亦紅 「トリオソナタ」 Kindle版 土居豊 著 ☆☆☆ 題名に惹かれて、また、指揮者の藤岡幸夫さんの絶賛もあり、読んでみた。 ウィーンに留学し、指揮者を目指す青年が主人公。 登場人物は、革命家を目指し宗教家になった高校時代の友人、あったことのない日本にいる文通相手の女の子、ウィーンの音楽仲間では、艶やかな中国系ピアニスト、日本とドイツのハーフの天才美少女ヴァイオリニスト、イギリス人の新進テノール歌手など、個性的なキャラクターが配置…
2017年01月22日(日)00:41 会員以外にも公開 吾亦紅 音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉、 岡田 暁生(著) ☆☆☆☆★ 自分にとって楽しめる音楽と楽しめないものがあるのは何故だろう。人が感動したと言っているものが解らなくて悔しいと思うことがよくある。特に、それを語る人が、人間的に共感できる人である場合はなおさらである。それは、単に、感性の違いのようなものなのか、であれば、感性の違いはどこからくるのだろうか。感性が違うといっても、それは、質的な違いなのか、あるいは、量的な違いなのだろうか。感性を磨く、…
2016年06月23日(木)14:51 会員以外にも公開 吾亦紅 「船に乗れ! 」 藤谷治 著 ☆☆☆☆★ ベルリンに向かう飛行機の中で、藤谷治「船に乗れ! 第3部 合奏協奏曲」を読んでいたら、ブランデンブルグ協奏曲5番の合奏のシーンで涙が止まらなくなる。 実は、第2部 の中頃までは、音楽シーンの描写は秀逸だが、小説としては村上春樹風の味付けをした、凡庸な学園恋愛物かな、という評価に傾いていた。それは、明らかに間違っていた(読者を泣かせる事が必ずしも小説の高評価につながる訳ではないが…
2018年04月12日(木)21:01 会員以外にも公開 ルソー 読書記録3 粟津則雄著『音楽のたのしみ』青土社。 1990年に求めていながらこれまで書棚に眠っていたのだが、他の方の日記を見て、そういえばあったはずだと思い出してやっと読んだ。 粟津氏はフランス文学者で美術評論家、詩人で多くの著作を残しておられる。 ルドンなどの美術評論も著しているが、この本はベートーヴェン狂であった少年時代から、成長とともに音楽の中に楽しみよりも精神の劇を想起しながら多くの音楽的体験…
2017年02月06日(月)01:32 会員以外にも公開 吾亦紅 「蜜蜂と遠雷」 恩田陸 (著) ☆☆☆ 直木賞受賞作ということで、話題になっていたので、読んでみた。ピアノコンクールを舞台に、天才少年、少女が活躍する音楽小説ということで、評判や紹介記事から期待した内容通り、という読後感である。コンビニのスイーツのように、最大公約数に受ける内容を厳選した、毒にも薬にもならないが、楽しく読める娯楽小説である。 努力しなくても、お金を使わなくても、音楽がわかったような、楽しめたような、そん…
2016年10月31日(月)00:21 会員以外にも公開 吾亦紅 Robert Schumann's Advice to Young Musicians: Revisited by Steven Isserlis 以前紹介した、「シューマン著 音楽と音楽家」 の中に収められている「シューマンによる音楽の座右銘」に、スティーヴン・イッサーリスさんが、解説を加えた本である。英語の原書で、翻訳はまだないのだが、平易な英語で読みやすい。 イッサーリスは、日本でも人気のチェリストで、執筆や音楽教育にも熱心(ツイッターでも毎日、面白い発言をされている) この本であるが、例えば、シューマンが、「合奏する機会があ…
2014年03月08日(土)21:01 会員以外にも公開 とんとん 土曜日 村上春樹を読む http://www.youtube.com/watch?v=Y-oZPh3LzNg Liszt - Annees de pelerinage - I. Suisse - 8. Le mal du pays こころのどこかで 「こんなことをしている場合ではないのに」と 思いながらの読書 読みかけて 長い間 そのままになっていた本を やっと読み終えました 「色彩を持たない …
2020年05月16日(土)12:33 会員以外にも公開 武蔵(たけぞう) 神さまからの贈り物 「死に方のコツ」続き 私の読書ノート 高柳和江先生曰く、 死ぬのが怖い理由の① 「やり残したことへの無念」 日ごろはできなかったことをやってみる。 自分の生涯を振り返ってみる。 読みたかったが、まだ読んでいない本を読む。 大好きな音楽を聴きまくる。 その時、出来ることを心置きなくやってみる。 やり残したことがあるなら、 それを着実にやってみる。 ② 一人で死ぬ寂しさ 「ありがとう」と言って死ぬ人は幸…
2021年07月29日(木)19:53 会員以外にも公開 リナ 太極拳教室 昨日は オリンピックの体操と柔道を見て とても感激したので そのエネルギーをもらって 今朝の太極拳教室では ハッスルして動いてみた。 この年齢でも やればできるのかもと思う。 11月のフェスティバルに向けての 立ち位置を決めるよう言われ 「音楽に合わせるから 前に出て」とSaさんに言われ 前列に。 来週から音楽に合わせることになるので シッカリ音楽を聴いておこうと思う。 今日は 先生から…
2021年07月18日(日)19:58 会員以外にも公開 リナ 梅雨は まだ終わらない 朝は晴れていたが そのあとは曇り空で 午後には雨も降った。 午後2時35分ごろ 地震による揺れを感じたので 地震速報を見たら 徳島県北部が震源地で震度3とあり 香川は震度3と出ていたが 震度2位ではないだろうか。 朝イチで 新聞の日曜版に出ていた数独を解き、英語のクロスワードを解いて 太極拳練習。 午後には パソコンと読書---読書は藤沢周平の「愛憎の檻」 本の終わりに 岡庭昇さんが、「…
2021年05月12日(水)23:54 会員以外にも公開 めい美 「祝祭と予感」読了 「祝祭と予感」 著者 奥田陸 直木賞と本屋大賞のW受賞した 「蜂蜜と遠雷」のスピンオフ短編小説。 登場人物がより深くわかってよかったです。 音楽が好きなので 音楽に包まれる感じが好きです。 「蜂蜜と遠雷」を読んでからの方が わかりやすいかもしれません。
2023年08月15日(火)23:37 会員以外にも公開 sunsun ゴッドファーザーとニーベルングの指輪 NHK-BSPのプレミアムシアター(PM1~)で映画「ゴッドファーザー」3部作を放映しているので観ています。 クラシック音楽評論家の片山杜秀先生によれば、 これは 「世界を支配しようとする一族の呪われた歴史を描く叙事物語」* だそうで・・・これってまさにワグナー的世界そのものですと。 ワグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」との類似性があるそうです。 「指輪」は四夜かけて15時…
2017年03月25日(土)17:11 会員以外にも公開 吾亦紅 「小説家の休暇」 三島由紀夫著 ☆☆☆☆ 三島由紀夫の作品を読むのは何十年ぶりだろう。「金閣寺」、「潮騒」、くらいは読んだが、あまり波長の合わない人なので、それ以上、特に読みたいと思ったこともなく年月が過ぎた。過日、岡田 暁生さんの「音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉」を読んでいて、三島のこの本の内容に触れたところがあり、興味を持った。 この本は、「小説家の休暇」という日記風の読み物に、文学、演劇、美術などに関するエ…
2018年02月22日(木)20:12 会員以外にも公開 マレさん 雪中徘徊 <装備・・と言える程でも無いですが>写真 斜めがけバック、ナイフ、サングラス、音楽プレーヤー、カメラ、ハクキン懐炉、カンジキ、耳かけ、グローブ、杖? このところのコースは、(車)進入禁止の支笏湖へ抜ける峠道の一部。 車が来ない道を、独り占め・・と思ったが、 歩くスキーの方が先行していた。もう姿は見えない。 今朝は、マイナス6℃。 それでも音楽をかけながら歩くと、30分くらいで汗ばんでくる。汗…
2016年04月16日(土)01:38 会員以外にも公開 吾亦紅 「さいごの恋」 クリスチャン・ガイイ 野崎歓訳 ☆☆☆☆☆ クリスチャン・ガイイは1943年生まれのフランスの作家。若い頃はジャズのサックス奏者として音楽に携わり、作家に転向。44歳で作家デビューを果たしたそうだ。 この小説、感想を一言で言うと、「音楽を聴いているような感覚」をもたらす作品である。文章のリズムや、語り口により、例えば、ドビッシーを聴いているような気持にさせられる。説明的な文章が少なく、登場人物の思考と行動で物語が進み、音楽…
2023年07月16日(日)09:05 会員以外にも公開 87aw 宮崎駿監督「君たちはどういきるか」を観て 昨日、宮崎駿監督の「君たちはどういきるか」を観て来 ました。 宮崎監督の久しぶりの作品 君たちはどういきるか」のタイトルに惹かれて 観て 今まで通りの夢想の内容 音楽は良かった 声優さんが良かった 有名な男女の俳優が演じていました。 タイトルに合致しない 最後にこの映画に携わった人たちの名前が登城して良かった。 …
2022年07月18日(月)06:20 会員以外にも公開 栞. 栞のテ~マ ☆ atc. おはようです~☆ 今日は【海の日】 祝日と言えども、 いつも通り起きて、いつもの事を(*´∀`) 昨日は2週間ぶり 図書館行って、また5冊! ありました、ありました 前々から借りたかった【はじめての】 これは、音楽ユニット・YOASOBIと コラボした、大好きな作家サン達の 作品であります ズッと貸し出し中だったんで、 やっと、会えたよぉ(*´∇`*) まずは、川村サンとテ…