• HOME
  • 新着記事
  • スマホでビデオ通話をする方法を解説!おすすめアプリも紹介

スマホでビデオ通話をする方法を解説!おすすめアプリも紹介

遠方にお住まいの家族や友人、お孫さんとテレビ電話をしてみたいけど、なんだか難しそうで自分には無理と諦めていませんか?

近年、テレビ電話も手軽になっており、誰でも方法さえ知っていれば簡単に始められますので、よく分からないからと諦めてしまうのはもったいないですよ。

コロナ禍で帰省がしにくい状況下では、テレビ電話で顔を見ながらコミュニケーションを取れるのは喜びに繋がります。

この記事では、スマホでテレビ電話をする方法や、おすすめのアプリを紹介します。

ビデオ通話の種類

テレビ電話をするためには、スマホやPC(パソコン)の「ビデオ通話」の機能を使います。近年では、スマホ・PCの進化やコロナ禍での需要の高まりから、様々な方法でテレビ電話をすることができます。

ここでは、3つのビデオ通話の種類と特徴を紹介します。自分に合った方法でテレビ電話を始めてみましょう。

スマホ独自のビデオ通話機能

ドコモのスマートフォンをお使いの場合、「ビデオコール」の機能で簡単にテレビ電話をすることができます。

ビデオコールは、いつもの電話から簡単にテレビ電話に切り替えることが可能となっており、新しいアプリのインストールや設定の手間がありません。

発信側と着信側の双方が、ドコモの「VoLTE」対応機種同士で、日本国内のLTEエリアでの通話に限りビデオコールを利用できます。VoLTEとは、LTEのデータ通信で音声通話を行う技術で、2014年以降に発売されたスマホならほぼ間違いなく対応しています。

ビデオコールの利用には、通話料とパケット通信料が両方かかりますので、スマホの契約がパケット定額プランになっているかを確認しておきましょう。

なお、キャリアがドコモでも、iPhoneはビデオコールの対象外機種ですので注意が必要です。

また、スマホではない、いわゆる「ガラケー」と呼ばれる携帯電話をお使いの場合も、携帯電話の機能でテレビ電話が利用できます。

・ドコモ:テレビ電話

・ソフトバンク:TVコール

auの携帯電話向けのテレビ電話機能は、2014年にサービス終了となっています。

PCやスマホの無料サービス・アプリ

スマホにテレビ電話の機能がついていない場合でも、PCやスマホの無料サービスやアプリのビデオ通話機能でテレビ電話ができます。

アプリ(アプリケーション)とは、PCやスマホで様々な機能を使えるソフトウェアのことを指します。普段利用しているインターネットブラウザやカメラ機能もアプリの1つです。

ドコモ以外のソフトバンクやauのキャリアでは、スマホ独自のビデオ通話機能がありませんので、テレビ電話をするためにはアプリを利用する必要があります。

また、PCのビデオ通話アプリを利用すれば、スマホのカメラよりも高画質でテレビ電話ができますので、より、対面での会話に近い感覚でのコミュニケーションが可能です。

ただし、スマホのビデオ通話アプリを利用する場合、パケットの消費量が大きくなりますので、Wi-Fiのある環境での利用がおすすめです。

有料プラン付きのビジネス向けサービス・アプリ

家族や友人とのテレビ電話だけではなく、近年では、オンラインミーティングの需要の高まりから、有料プラン付きのビジネス向けサービスやアプリが増えています。

ビジネス向けサービスやアプリでは、多人数で同時にテレビ会議を行うことができるなど、個人向けアプリに比べて機能が充実しています。

ビジネス向けアプリの一例を紹介します。

・Zoom

・Microsoft Teams

・Skype

・Slack

・Chatwork

上記のアプリは、利用状況に応じて有料プランの加入が必要ですが、基本無料で利用できますので、テレビ電話の方法の選択肢になりますね。

おすすめのビデオ通話アプリ

スマホでテレビ電話をするなら、ビデオ通話アプリを利用するのが一般的です。

ドコモのスマホの場合、アプリ不要でスマホの機能でテレビ電話をすることができますが、発信側も着信側もドコモである場合に限られます。近年では、楽天モバイルなどの格安スマホをお使いの方も多くなっていますので、キャリアが違っても利用できるアプリが手軽です。

ここでは、テレビ電話が初めての人でも手軽に使える、おすすめのビデオ通話アプリを紹介します。

LINE

既にLINEをお使いの方なら、いつも使っているLINEで手軽にテレビ電話をすることができます。

LINEは、2021年の調査で月間の利用者数8,600万人を超え、60代以上の方でも半数以上の方が利用している、国内で最も利用されているSNS(ソーシャルネットワークサービス)です。

ですので、LINEを利用すれば、幅広い友人や家族とテレビ電話で繋がることができますね。

【画像1】

画像1 LINE Business Guide(Summary) P1,P2(https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202101-06_summary_v1.pdf)

LINEは、アプリのインストールから、音声通話・ビデオ通話まで全て無料ですので、テレビ電話を始めてみたい方はインストールしてみてはいかがでしょうか。

 使い方

LINEでテレビ電話をするためには、LINEのアプリをインストールして、テレビ電話をしたい方とLINEで「友達」になる必要があります。

テレビ電話をしたい方との「トーク」から、上部の受話器のアイコンをタップします。

ビデオ通話をタップすると相手を呼び出し、相手が応答したらテレビ電話が開始します。

LINEでは、1対1のテレビ電話だけではなく、最大500人までのグループでのビデオ通話も可能ですので、遠方の家族の結婚式にもオンライン参加などで活用できます。

ZOOM

Zoomは、PCやスマホ・タブレットで複数人とのテレビ電話ができる、Web会議システムです。

基本的には、ビジネス向けのサービスとなっており、コロナ禍でのオンラインミーティング需要の高まりによって、注目度が急速に上がったサービスです。ビジネス向けと言っても個人での利用に制限はなく、基本無料で利用できますので、使いやすいサービスです。

ただし、無料プランの場合、3人以上でのWeb会議では、最大で40分までの時間制限が在りますので注意が必要です。

 使い方

Zoomでテレビ会議をする場合、「ミーティング」を作成、または、既に作成されたミーティングに参加する必要があります。

Zoomで言うミーティングとは、参加者が集まって会議・会話をする会議室のイメージです。

ホーム画面上部の「新規ミーティング」をタップします。また、他の方がホストのミーティングに参加する場合、横の「参加」をタップします。

テレビ電話をしたい場合は「ビデオ」がオンになっていることを確認のうえ、ミーティングの開始をタップします。

テレビ電話の画面の下部から「参加者」をタップします。

「招待」をタップします。

テレビ電話をしたい方に伝えやすい方法で招待コードを送信します。

Zoomでは、ミーティングを開催して、テレビ電話をしたい相手をSMSやメールなどで招待する必要がありますので、少し手間がかかります。

Skype

Sypeは、2004年に初版となるソフトウェアがリリースされた、ビデオ通話アプリとしては歴史の古いアプリです。

Microsoftの提供するアプリということもあり、Windowsパソコンに初期からインストールされているケースも多いので、PCでテレビ電話をしたい方にも使いやすいアプリです。

日本国内では、LINEやZoomにシェアを奪われてしまいましたが、海外では利用者が多く、海外にお住まいの家族や友人とテレビ電話をしたい方にもおすすめできます。

 使い方

Skypeでテレビ電話をするためには、アプリをインストールして、テレビ電話をしたい相手に「コンタクト」を承認してもらう必要があります。

リリースから歴史の長いアプリだけあって、チャットや通話の画面は通常の電話機能のように使いやすい作りになっています。

テレビ電話をしたい相手の連絡先をタップして、ビデオのアイコンをタップすると相手を呼び出します。相手が応答したらテレビ電話が開始されます。

また、Skypeでは、1対1でのテレビ電話だけではなく、最大100人とのグループビデオ通話が可能です。

Google Meet

Googleの提供するビデオ通話サービスがGoogle Meetです。

Googleの提供するサービスのため、Androidのスマホには標準でインストールされているケースが多く、インストール不要で利用できる場合もあります。

元々、ビジネス用途でリリースされたサービスなので、GmailやカレンダーなどのGoogleの機能と相性が良い点が特徴です。

 使い方

Google MeetはWeb会議サービスなので、テレビ電話をするためには「会議」を開始する必要があります。

Google Meetで言う会議とは、参加者が集まって会話・会議をするための部屋のイメージです。

アプリ画面の上部から「新しい会議」をタップします。

「会議を今すぐ開始」をタップします。

テレビ電話の画面が立ち上がるので、「招待状を共有」をタップします。

LINEやTwitter、SMSなど、テレビ電話をしたい方に伝えやすい方法で招待を送信します。

Discord

Discord(ディスコード)は、ゲームに特化したコミュニケーションアプリとなっており、ビデオ会議の機能も利用できます。

オンラインゲームを楽しむ人に利用者が多く、離れた友人などとDiscordでテレビ電話を繋ぎながらゲームを楽しんでいる方も多いようです。

 使い方

Discordでテレビ電話をするためには、会議・会話の場所となる「サーバー」を作成する必要があります。

アプリ左部バーの「+」マークをタップします。

サーバー(テレビ電話をする部屋)を作成します。オリジナルで作成するほか、ゲームや映画などのテンプレートからも選択できます。

テレビ電話の目的を選択します。家族や友人とテレビ電話をするなら、「自分と友達のため」をタップすればOKです。

サーバーの名前を付けて「サーバーを作成する」をタップします。

トピック(テレビ電話の話題)を入力して、「私をサーバーに連れてって!」をタップします。

サーバーのリンクをSMSやEメールなどでテレビ電話をしたい相手に共有します。

サーバーに招待された方は、Discordへの登録不要で参加できますので、手軽に招待しやすい点も嬉しいですね。

スマホ別ビデオ通話アプリの選び方

テレビ電話ができるおすすめアプリを紹介しましたが、種類があり過ぎて、結局どれを選べば良いのか分からないという方もいるでしょう。

ここでは、スマホの種類で悩まずに選択できる、ビデオ通話アプリの選び方を紹介します。

iPhoneユーザー同士ならFaceTime

テレビ電話をかける人と受ける人が両方iPhoneユーザーなら、iPhoneに標準で搭載されている「Face Time」を利用できます。

Face Timeは、連絡先からテレビ電話をかけたい相手を選択して、「ビデオ通話」のアイコンをタップするだけで利用できます。

インターネットの通信を利用しているため、通話料金がかからずに利用することが可能です。

Androidユーザー同士ならGoogle Duo

テレビ電話をかける人と受ける人が両方Androidユーザーなら、スマホに標準で搭載されている「Google Duo」を利用できます。

Google Duoは、テレビ電話をかけたい相手の連絡先から、「Duo ビデオ通話」をタップすることで利用できます。

Google Duoは通話料金もかかりませんので、気軽に利用することが可能です。

端末問わず使えるLINEのビデオ通話機能

iPhoneからAndroid、またはAndroidからiPhoneなど、スマホの端末の種類が違う場合でも「LINE」のビデオ通話機能でテレビ電話をかけられます。

LINEのビデオ通話機能は、「友達」または「トーク」の画面から、「ビデオ通話」のアイコンをタップすれば利用できます。

LINEは、全ての機能が無料ですので、テレビ電話がしたいなら、まずLINEをインストールしておけば間違いありません。

まとめ:スマホで手軽にビデオ通話を楽しめる

昔は夢の技術だったテレビ電話ですが、近年では、誰もが持っているスマホで手軽にテレビ電話をかけることができます。

離れていてなかなか帰省できない家族や、引っ越しなどで遠くに行ってしまった友人と、顔を見て会話をすることができますので、離れている距離をぐっと縮めることができます。

また、ビデオ通話のアプリは無料で利用することができますので、時間の許す限り、話したい人と繋がっていられるのも嬉しいですね。

テレビ電話は難しそうで自分には縁がないと思っていた方も、この機会にテレビ電話を始めてみてはいかがでしょうか。

趣味人倶楽部に無料登録する

無料会員登録