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散歩を楽しく習慣化できるウォーキングアプリ10選

「散歩」は、昔から多くの人に親しまれている趣味です。体力や運動能力に関わらず、多くの人が行える運動ですし、リハビリにも適しています。人間は運動をしていないと徐々に体が衰えていきますが、散歩を継続することによってこの衰えを遅らせることもできます。

また、外の空気を吸い、道に咲く花や季節ごとに移り変わっていく緑を見ることで心をリフレッシュすることもできます。近所の人とのふれあいも増えるため、人とのコミュニケーションも取れるようになるかもしれません。散歩の途中で新しい店を見つけてふっと入る……といった経験ができることもあるでしょう。

何も考えずにゆったりと散歩するのも非常に魅力的なものですが、ここに「ウォーキングアプリ」を入れることで、また別の楽しみが生まれることも押さえておきたいものです。

消費カロリーが記録されるものを使えば「今日はこんなに歩いた!」という満足感につながりますし、位置情報と連動しているゲームを始めれば歩くことがおっくうになりにくいでしょう。また、歩いた歩数がポイントになるアプリを使えば、節約と健康促進を一緒に行えるようになります。

ここでは、ウォーキングアプリの基本の選び方から、おすすめのウォーキングアプリを10個紹介します。

散歩が楽しくなるウォーキングアプリの選び方

上でも軽く触れましたが、「ウォーキングアプリ」を導入することで散歩はまた別の楽しみを生むことになります。

現在は非常に多くのウォーキングアプリが出ていますが、初めてならば、まずは下記の3つに注目して選んでいくと良いでしょう。

・歩数や消費カロリーが記録されるアプリ

・位置情報を使ったゲームアプリ

・歩くだけでポイントが貯まるアプリ

一つずつ解説していきます。

歩数や消費カロリーが記録されるアプリ

ウォーキングアプリの定番といえば、やはり、「歩数や消費カロリーが記録されるアプリ」なのではないでしょうか。この原型は「万歩計」にあると考えられます。日本では1965年に初めて万歩計が作られ、その後も万歩計は進化を続けていきますが、現在ではスマホに入れられる比較的正確なものも普及しました。

歩いた歩数や消費カロリーが記録されるタイプのウォーキングアプリは、「自分が歩いた距離」を可視化できるため、「今日の目標に達していないからもう少し歩こう」「おやつにケーキを食べたいから、その分を歩いておこう」などのような調整を行うことが容易です。

「健康管理・健康維持」を一番の目的とするのであれば、このタイプのウォーキングアプリを入れると良いでしょう。ちなみに初代の万歩計は、「1日に10000歩を歩こう」を国民的な運動にしたいと考えた計器メーカーの社長によって作られたそうです。そのときからすでに65年が経っていますが、この「1日10000歩」の考え方は今も健在です。

出典:YAMASA(山佐時計計器株式会社「1965年の1号機から、これまで350種類以上の万歩計®を開発し、発売してきました。」

http://www.yamasa-tokei.co.jp/top_category/history2.html

位置情報を使ったゲームアプリ

後で詳しく解説しますが、「位置情報を使ったゲームアプリ」は、「楽しさ」と「健康」をマッチングさせた非常に面白いものです。

「位置情報」を使用して、そこにゲーム性を持たせたもので「この位置に行けば〇〇を捕まえられる」「〇〇に行けばイベントが起こせる」などのようなゲーム内容になっています。「ゲーム」と「歩く」を組み合わせたこの種のウォーキングアプリは、非常に高い人気を得ました。後で取り上げる「Pokémon GO」の流行は特に大きかったといえます。

この「位置情報を使ったウォーキングアプリ」の最大の特徴は、「楽しみながら歩ける」という点にあります。ゲームをより面白くするために知らず知らずのうちに目的地まで足を運ぶことになるので、ウォーキングが苦痛になりにくいのです。

「楽しめること」は「継続」においてもっとも重要です。このタイプのウォーキングアプリは、その点をクリアしているといえるでしょう。

歩くだけでポイントが貯まるアプリ

「歩くだけでお金になる」という言葉を聞けば、「そんなこと、あるはずがない!」と思う人もいるかもしれません。自分が歩いたからといってそれが直接的に企業の利益になるはずもありませんから、不思議に思ったり否定したくなったりするのはごく当たり前のことだといえます。

しかしこれにはちゃんとした理由があります。

歩くだけでポイントが貯まるウォーキングアプリは、スマホと連動させることで提供者側が情報を得られるようになっているのです。たとえば、電子地図をリリースしている企業の場合は、人が歩いた軌跡をお店の新規開店・閉店状況などを把握することの一助としています。

このような「情報」は、非常に大きな意味を持ちます。そのため、企業側は自社にとってもメリットのある「歩くだけでポイントが貯まるウォーキングアプリ」をリリースしているわけです。

なお公的な機関がリリースしているウォーキングアプリもあります。これらは、公的な取り組み・サービスの一環で、住民の健康意識の向上を目的としています。たとえば愛知県ならば、「あいち健康プラス」などがあります。

おすすめのウォーキングアプリ10選

ウォーキングアプリの選び方の概要を見てきたところで、ここからはより細かく具体的に、「おすすめのウォーキングアプリ」を10個紹介しましょう。

定番ウォーキングアプリ

まずは定番のウォーキングアプリを紹介していきます。

 ALKOO(あるこう)

だれもが1度はお世話になったことがあるであろうルートナビ「NAVITE」が提供しているウォーキングアプリ、それが「ALKOO」です。

歩数計としての機能を持っているほか、おすすめのコースや周辺の店舗検索機能が搭載されています。「地図」を扱う企業がリリースしたウォーキングアプリならではの機能を持っていますが、2021年の2月からは「エリアの混雑状況」も9段階で表示されるようになりました。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行下において、混雑した場所を避けられるというのは大きな魅力です。

 歩数計Maipo(ほすうけいマイポ)

「いろいろな機能がついていても、結局見なくなりそう」「ごちゃごちゃしたものではなくて、シンプルに万歩計としてだけ使いたい」という人には、「歩数計Maipo」がおすすめです。

多くのウォーキングアプリが多機能化していくなかで、歩数計Maipoの場合は、

・歩数

・歩いた距離

・時間

・消費カロリー

の4項目だけを表示します。非常に簡素でシンプルなウォーキングアプリであり、使いやすいのが特徴です。

また、アプリを立ち上げさえすれば、自動的に歩数が換算されるようになります。

 Pacer 歩数計(ペースほすうけい)

ウォーキングアプリのなかには日本で生まれたものもありますが、海外で生まれたものもあります。「ペースメーカー」を意味する「Pacer」と名付けられたPacer 歩数計は、万歩計としての機能に、コミュニケーションツールとしての機能も追加したものです。

たとえばグループで友だちを応援したり支援したり……といったこともできるようになっています。「運動は一人ではなかなか続かないけれど、友だちと一緒なら……」という人にも非常に向いています。

ちなみにPacer 歩数計は、「ダイエット」を考えてウォーキングする人にとっても非常に便利です。なぜならPacer 歩数計は、初軸管理を行うアプリと連動させられるからです。運動面と食事面、両面からダイエットを行っていけるわけです。

 Google Fit(グーグルフィット)

Google Fitはウォーキングアプリとしての性格を持ちますが、ウォーキングアプリとしての性格だけしか持たないものではありません。ランニングやサイクリングを。ピラティスなどを行ったときにもきちんと記録されるようになっています。「ウォーキングに限らないウォーキングアプリ」であることは、Google Fitの大きな特徴だといえるでしょう。

また、これは非常に優秀な「コーチ」でもあります。運動を開始したときに、最適と思われるビートを刻むことで持ち主の歩くペースをコントロールすることもできます。

ちなみにGoogle Fitは、多数のアプリやデバイスと接続させることができます。そのため、「ウォーキングからだけでなく、多角的な視点から自分の健康をコントロールしたい」と考える人にとっては、このGoogle Fitは特に心強い味方となるでしょう。

位置情報ゲームアプリ

散歩は趣味の一つとして確立されているものですが、それでも「歩くのが面倒くさい」「健康のために歩かなければならないとは分かっているけれど、やっぱり歩くのはつらい」と感じる人もいることでしょう。

このような人の場合、無理をしても長く続けることはできません。無理をするよりも、「楽しみ」と「散歩」を関連付けて、楽しく体を動かしていく方が良いでしょう。

 Pokémon GO(ポケモンゴー)

対応言語数9言語、全関連ゲームソフトの累計出荷本数3億8000万以上という脅威的な売上を記録する「ポケモン」は、非常に知名度の高いコンテンツです。その有名コンテンツをウォーキングアプリとマッチさせたのが、「Pokémon GO(ポケモンゴー)」です。

Pokémon GOは位置情報を利用したウォーキングアプリで、フィールドマップに現れたポケモンの元へ足を運ぶことが求められるゲームです。ポケモンと遭遇したらこれを捕まえて自分の仲間にします。ちなみに天候や時刻も、現実の世界と連動しています。

「ポケモンに会いに行く」という目的を持って歩くことができるため、ポケモンが好きな人におすすめです。

また、ポケモンは非常に愛らしい造形をしています。今まで触れたことがない……という人でも、これを機会に始めてみてはいかがでしょうか。

出典:The Pokémon Company「数字でみるポケモン」

https://corporate.pokemon.co.jp/aboutus/figures/

 ドラゴンクエストウォーク

1986年に第1作が販売され、「日本を代表するロールプレイングゲーム」として歴史に名を刻んだ「ドラゴンクエスト」は、ポケモンに勝るとも劣らない知名度を誇るゲームです。最新作となるドラゴンクエスト11は、2020年の段階で全世界で600万本の販売実績を記録しました。

このドラゴンクエストシリーズの一つとしてリリースされたのが、「ドラゴンクエストウォーク」です。

現実世界の道を歩いて、アプリのなかでいろんな人に話を聞いて冒険を進めていったり、モンスターを倒したり、より強い武器を装備したりする、というのがこのアプリの特徴です。

またゲーム中には、日本各地の名所(東京タワー)なども出てくるため、現実世界とリンクさせて遊ぶことができるでしょう。

出典:SQUARE ENIX「ドラゴンクエストⅪ」

https://www.jp.square-enix.com/company/ja/news/2020/html/57933d2dd20810d1701b940313b8e0e0e904e492.html

 Pikmin Bloom(ピクミンブルーム)

「ピクミン」は、小さくて不思議な生き物です。頭には葉っぱのようなものが生えていて、現実世界を歩くことでこの葉っぱが育ちます。また、ピクミンの花を集めることができて、これを植えていくこともできます。

また、1日の終わりには、ピクミンから果物などをもらうこともできるようになっています。

これも、上で取り上げた2つのゲームと同じで、「歩くごとにキャラクターが成長する」というゲーム性を持っています。

ちなみに「ピクミンブルーム」と呼ばれるところでは、同じようにこのゲームを楽しむ人たちと情報を交換することもできます。

ポイントが貯まるアプリ

「せっかくなので、ウォーキングと一緒にポイントも貯めたい」という人におすすめなのは、「ポイントが貯まるアプリ」です。

 dヘルスケア(ディーヘルスケア)

dヘルスケアは、名前からも分かるように、NTTドコモが提供しているサービスです。

アプリを開くと必ずポイントがもらえること、歩数以外でも日替わりのミッションをクリアすることでポイントがもらえることが大きなメリットです。この「ミッション」のなかには「クイズ」もあるため、健康や美容について学びながらポイントを貯められるというメリットもあります。

ドコモユーザーにとっては非常に使いやすいアプリとなりそうですが、2か月目からは330円がかかります。

 aruku&(あるくと)

ゲーム性とポイント集めが一緒になったアプリが、この「aruku&」です。

なおここでは便宜上「ポイント集め」としていますが、実際にはポイントだけでなく地域の名産品がもらえることもあります。「普段自分では手に取らないもの」がもらえることもあるので、新しい食品などを経験するチャンスでもあります。

aruku&を持って歩くと「住人」が現れるため、その依頼に添って定められた歩数以上の歩数を歩くことでこれらの特典を受け取ることができます。

 Money Step(マネーステップ)

Money Stepは、特に「ビジネスマン」「社会人」をターゲットにしたウォーキングアプリだといえるでしょう。

「歩くことで投資資金を貯める」という目標を打ち出している点が、ほかのウォーキングアプリとの大きな違いです。

10000歩を歩けば3円が手に入り、月に20万歩歩けば10円が貯まります。これを投資資金として、「おつりで投資トラノコ」経由で投資を行うことができます。なおここで貯めた投資資金に有効期限はなく、いつでも好きなときに使えます。

歩数やカロリーをかなり正確に記録できるのも、一つの特徴です。メモも記入できるので、「投資」を意識したメモなどを残しておくと、後で振り返りやすいかもしれません。

多くのウォーキングアプリは、「健康」「楽しさ」「身近なオトク」を開発の中心においています。しかしMoney Stepは、「投資」という新たな軸からウォーキングアプリを構成したユニークなウォーキングアプリだといえるでしょう。

散歩仲間がいると継続しやすい

ここまでいくつかのウォーキングアプリを紹介してきましたが、最後に一つ、「コミュニティ」のことを紹介します。

趣味人倶楽部の散歩コミュニティ

何度か述べてきましたが、ウォーキングを続けるためのコツは「楽しさ」にあります。そしてその「楽しさ」を与えてくれるものとして、「仲間の存在」があります。

一人ではなかなか続けられない散歩も、仲間と会話しながらであれば続けられます。また、「今日はちょっとおっくうだな」という気分になったときでも、仲間との約束があれば外に出られる人も多いのではないでしょうか。

趣味人倶楽部では、「散歩コミュニティ」として、散歩や遠足、ウォーキングのイベントを開催しています。ぜひ参加してみてくださいね。

まとめ:アプリを使えば散歩をより楽しめる

ウォーキングアプリやコミュニティを利用することで、散歩はより楽しく、またより続けられやすくなります。

上手に利用してください。

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