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車中泊の便利グッズ7選|初心者にもおすすめ!快適に過ごすアイデアも

車中泊は、他の誰の目も気にせずにゆっくり過ごせることから、近年注目されています。しかし、準備をしっかり整えておかないと、暑かったり寒かったり、居心地が悪かったりなど、快適に過ごせない可能性があります。

本記事では、初心者にもおすすめの車中泊の便利グッズや、快適に過ごすためのおすすめアイデアなどをご紹介します。

車中泊に必要な道具とは

車中泊は、主に「車の中で寝ること」を指します。近年、キャンプなどがブームになるにつれ、車さえあればどこでも寝泊まりができる車中泊が注目されるようになりました。

車中泊ができるように準備を整えると、旅の楽しみ方が増えるといわれています。車中泊を快適に過ごすには、道具をそろえる必要があります。次の項では車中泊に便利なグッズ7選をご紹介します。

車中泊の便利グッズ7選

車中泊を快適に過ごすためには、便利グッズをある程度そろえておくのがおすすめです。ここでは車中泊で用意しておきたい便利グッズをご紹介します。

エアマット

車内で快適に過ごすためには、エアマットを用意しておくのがおすすめです。シートをフラットにできるタイプの車でも、そのままだとゴツゴツして寝にくいケースが多いです。より快適に体を休めたいなら、エアマットを敷きましょう。エアマットは以下のポイントで選ぶのがおすすめとされています。

・厚み

10㎝以上の厚みがあるものを選べば、凹凸が気にならなくなるとされています。また断熱性も確保できるでしょう。

・サイズ

購入前に、実際にメジャーを使って車内のサイズを測っておくのがおすすめです。

シングルサイズやダブルサイズなどがあるので、車内のサイズによって選びましょう。

・収納性

エアマットは収納性に優れているものが多数販売されています。空気を抜いて丸めればコンパクトに収納できます。

また使用されている素材や洗濯ができるかなど、自分にとって必要だと思った機能があるものを選びましょう。

シュラフ・寝袋

車中泊は冷え込むことも多いため、マットだけでなくシュラフ・寝袋なども必要です。車中泊は、天候や気温の変化によって厳しい環境になることも珍しくありません。そのため、夜しっかり休むためにも自分にあったシュラフ・寝袋を用意しておきましょう。夏用・冬用とありますので、それぞれ用意しておくのがおすすめです。

シュラフ・寝袋には主に以下の種類があります。

・封筒型(レクタングラー型)

封筒型は、長方形の形をしたシュラフ・寝袋です。体に沿わないため寝返りがしやすいですが、他の形と比べると保温性は落ちます。ただし、ファスナーで自由に開閉ができるため、暑い時には足元を開けておくなどの調整ができるのが特徴です。

また同じモデルであれば2つをつなげられる場合もあります。さらにファスナーを完全に開くことで、掛け布団のように使うこともできます。汎用性が高いですが、マミー型と比べると重くなりやすい、かさばるなどのデメリットもあります。

車に乗せておくスペースが確保できるかどうかで選ぶのもおすすめです。

・マミー型(人形型)

マミー型は、体にぴったりと密着するような形状をしたシュラフ・寝袋です。マミー型とはミイラを意味する「マミー」に由来するとされています。

体に密着するため体温を逃がしにくく、保温性が高いのが特徴です。そのため、寒い時期や寒がりの方などにおすすめです。

体に密着するため、身動きがとれず、慣れるまでは寝苦しさを感じる場合もあります。そのため、何度か試してみるのがおすすめです。

・エッグ型

エッグ型は、封筒型とマミー型の間のような卵型の形をしたシュラフ・寝袋です。卵型にすることで、封筒型のような解放感を得つつ、マミー型のような保温性がプラスされています。

カーテン・シェード

カーテンやシェードは、車内のプライバシーを保護するために欠かせないグッズです。カーテンやシェードを使えば、車内を見えなくするのと同時に車外からの視線を遮れます。そのため、ゆっくりと体を休められるでしょう。

また、光や冷気を遮断するのにも役立ちます。車内には太陽光、照明の光、冷気などが入ってくるため、これらを遮断するだけでも快適度が異なります。車種ごとに窓の形などが異なるため、ぴったりなものを選びましょう。また車種によっては専用のカーテンやシェードが販売されているケースもあります。

カーテンのメリット・デメリット

カーテンは一度設置してしまえば、簡単に開け閉めできます。またシェードとは異なり、窓ではなく車内に取りつけるため、窓を開けることができるので車内に風を通せます。

デメリットとしては、設置する際に、カーテンレールを自分で取りつけるため手間がかかります。また車内にビスをうつ場合は、ボディに穴を開けることになってしまいます。

シェードのメリット・デメリット

シェードは窓に取り付けるため、冷気をしっかりと遮断してくれます。また夏は日差しをカットしてくれるので、車内温度の上昇を防いでくれるでしょう。また商品によりますが、一般的にカーテンよりもシェードの方が安く手に入ります。

シェードのデメリットは、取り外したあと収納しなくてはいけない点です。また窓の形状によっては装着しづらいこともあります。

カーテンとシェードはそれぞれメリットとデメリットがありますので、好みで選びましょう。また真夏や真冬はしっかり日差しや冷気を遮断したいのでシェード、それ以外の季節は風を通したいのでカーテンにするなど、併用する方法もあります。

天井ネット

天井ネットとは、車の天井に設置して収納スペースを作れるグッズです。デッドスペースとなる天井を収納スペースとして使えるため、車中泊での活躍が期待できるでしょう。

一般的な天井ネットは、グリップなどがついているため簡単に取りつけられます。商品によって耐荷重が異なりますので、何を乗せるかを考えて選びましょう。

また車種によっては、純正アクセサリーで天井ネットが販売されているケースもあります。

天井ネットはものを入れると自然とたるんできます。そのため、運転手の視界を遮らないように運転中は外しておくか、ロープを締めて視界を遮らないようにする工夫が必要でしょう。

カーテーブル

食事をする時などに車内にテーブルがあれば便利です。カーテーブルを選ぶ際には、耐荷重と固定方法をチェックしましょう。商品によって耐荷重が異なるため「何人分載せたいのか」「何を載せたいのか」などをシミュレーションしておくのがおすすめです。

また固定方法も大切です。後部座席などで使うのならば、座席に固定できるタイプを選べば広いスペースをふんだんに使えます。

運転席や助手席などで、1人でさっと使いたい場合は、固定せずに膝の上におくタイプを選ぶ方法もあります。狭いスペースでもすぐに広げられるのもメリットでしょう。

LEDランタン

夜を快適に過ごしたいなら、LEDランタンがおすすめです。スマホや懐中電灯などでも車内を照らすことはできますが、ぶら下げることができませんし、光量が調整できないので不便なことも多いです。またバッテリーがなくなると同時に照明もなくなってしまいます。そのため、使い勝手のよいLEDランタンを用意しておきましょう。

LEDランタンの選び方には以下が挙げられます。

・明るさが調整できるか

LEDランタンは明るさが調整できるものがおすすめです。車内の場合、ランタンと体の距離が近くなるため、明るすぎるものだと目が疲れてしまうでしょう。さらに脳が覚醒してしまって、ゆっくり眠れないケースもあります。

そのため、シーンに合わせて明るさを調整できるものを選ぶのがおすすめです。

・充電ができるか

連泊したり、長時間使ったりすることが多い場合は、充電式のものを選ぶのがおすすめです。ソーラー充電やUSB充電ができるものを選べば、長時間使用する場合でも安心です。

充電式のほか、乾電池式、乾電池・充電兼用ものが販売されています。

・吊るして使用できるか

車内全体に明かりを届かせたいのであれば、吊るして使用できるタイプがおすすめです。車内をまんべんなく照らしてくれるため、どんなシーンでも使いやすいでしょう。

・コンパクトさ

持ち運びや収納の便利さを重視するのであれば、コンパクトさもチェックしましょう。折り畳みができるものであれば、使わない時は折り畳んで収納しておけばよいので重宝するでしょう。

LEDランタンがあれば、ゆっくり読書をしたり、晩酌をしたりなどさまざまな楽しみ方ができるようになるため、夜の時間の使い方を考えるのが楽しくなるでしょう。

ポータブル電源

本格的な車中泊を目指すのであれば、ポータブル電源があると便利です。ポータブル電源とは、複数の差し込み口を備えた電源で、モバイルバッテリーなどとは異なり炊飯器ぐらいの大きさをしています。コンセント、USB、シガーソケットなど複数の差し込み口があり、容量が大きいものであれば調理家電を長時間使うこともできます。また災害時にも役立つでしょう。

ポータブル電源があれば、以下のようなものを動かせます。

・車載用冷蔵庫

・サーキュレーター

・扇風機 など

エンジンを止めた状態でこれらの家電が動かせるため、環境にも優しいでしょう。

ただし、大容量のものでもワット数の制限はあります。そのため同時に使用・充電できるデバイスや、家電の種類や使用ワット数などを確認して使う必要があるでしょう。

選ぶ際には、車中泊する日数や人数で選ぶのが一般的です。1~2人が1泊するのであれば、小型のものでも十分とされています。家族4人で1週間と長期間の旅行をするのであれば、大容量のものを選びましょう。

車中泊を快適に過ごすアイデア

ここではさらに車中泊を快適に過ごすためのアイデアをご紹介します。

アイテムで収納を増やす

車中泊ではついアイテムが増えがちですが、スペースには限界があります。そこで収納アイテムを使って収納を増やすのがおすすめです。上記で紹介した天井ネットのほかには、以下のようなアイデアがあります。

・ハンギングチェーン

ハンギングチェーンとは、ループがついたベルトロープのことです。これを車の壁に設置すれば、小物類などを吊るすのに便利です。

例えば、調理器具などを吊るすことができます。クッカー、ケトル、コップ、シェラカップなどを吊るしておけば、使いたい時にすぐに手にとれます。また調理器具を乾かしたい時などにもおすすめです。

・ハンガーバー

ハンガーバーは、壁面などに取りつけて使用します。ハンガーバーがあれば洋服を吊るしたり、釣り竿、サーフボードなどの長物を天井に収納したりする際に役立ちます。

・ネットを結束バンドで固定する

手軽に収納スペースを増やしたいなら、市販のネットを結束バンドで固定するのもおすすめです。ワイヤーネットを結束バンドなどで固定すれば、手軽に収納力をアップできるでしょう。

ポータブルタイプの湯沸かし器や炊飯器を使う

車中泊を快適に過ごすには、食事の時間も大切です。そこでおすすめなのが、ポータブルタイプの湯沸かし器や炊飯器です。温かい飲み物や食べ物を用意できるようになるため、快適さをアップできるでしょう。

・湯沸かし器

1杯分だけをすぐに用意したいなら300mlサイズがおすすめとされています。300mlサイズであれば、すぐに湯を沸かせられるので、アウトドアに適しているでしょう。

2~3人分のお湯が欲しい時や、料理に使うのであれば400~500mlサイズを選ぶのがおすすめです。コンパクトに持ち運びたいなら、折り畳み式などを選択しましょう。

・炊飯器

ポータブル炊飯器は、持ち運びが可能で0.5~1合のご飯が炊飯できるタイプを指すことが多いです。0.5~1合であれば約20~30分でご飯を炊くことができます。炊き上がり後に保温ができるものもあるため、ほったらかしで他の作業をしていても安心です。

選ぶ際には、炊けるお米の量やサイズなどをチェックしましょう。

調理器具を購入する際には、まず車の電圧を確認しましょう。電圧によっては対応していない家電も多いため注意が必要です。

タブレットやラジオで時間つぶし

「初めてなのでどう過ごして良いのか分からない」という方は、タブレットやラジオなどがあると安心です。タブレットがあれば、読書をしたり、動画を見たりなどさまざまな楽しみ方ができます。電源も、ポータブル電源があれば充電ができるので問題ないでしょう。

またタブレットの電波が入りにくい場所であれば、ラジオなどもおすすめです。ラジオは全国のほとんどの地域で聴くことができます。また一つあればアウトドアだけでなく、災害時の備えとしても使えるでしょう。

趣味人倶楽部で車キャンパーとつながろう

「車キャンパーを見つけたい」という方は、趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)で同じ趣味を持つ仲間を見つけてみてはいかがでしょうか。

趣味人倶楽部は、同じ趣味を持つ仲間を探せるコミュニティサイトです。キャンプ、散歩、料理、映画鑑賞、旅行、ランニング、サイクリングなど、さまざまな趣味を持つ人が集まっています。日記や写真などを投稿できるため、他の人がどんな趣味を楽しんでいるかが一目で分かります。

趣味人倶楽部には「コミュティ」というコンテンツがあり、同じ趣味を持つ人や仲間を見つけて交流することができます。サイト内には約3万5000個ものコミュニティがあり、日々共通の趣味を持つ人との交流が行われていますので、車中泊や車キャンパーなど同じ趣味を持つ人を見つけやすいのではないでしょうか。

また趣味人倶楽部にはイベントというコンテンツがあり、イベントが定期的に開催されます。イベントではユーザーが主催者となってイベントの予定を立て、参加者を募集します。オンライン上だけでなく、実際にユーザー同士が対面するイベントを企画できるのが、趣味人倶楽部の大きな特徴です。

人気のあるイベントには「外食・レストラン」「ハイキング・登山」「日帰り観光」などがあります。イベントがてらどこかに出かけたいという人も多いため、車中泊をしている人を見つけやすいでしょう。

まとめ:工夫やアイデアで車中泊を快適に

車中泊であると便利なグッズを紹介しましたが、必要となるグッズは旅行先や車種、利用人数などによっても異なります。何度か車中泊を経験すれば、必要なグッズも分かってくるでしょう。例えば、プラグインハイブリッド車であれば、車のバッテリーを電源として利用できるため、ポータブル電源は不要になるかもしれません。

またマットレスやシュラフなども、何度か使用している内に自分の好みが分かってくるでしょう。

車中泊に関する情報を交換したり、一緒に車中泊をする仲間を探したいなら、趣味人倶楽部がおすすめです。コミュニティなどのコンテンツがあるため、同じ趣味を持つ人を探しやすいでしょう。ぜひ趣味人倶楽部で、同じ趣味の人を見つけてみてはいかがでしょうか。

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