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ボウリングの投げ方|初心者でも簡単に上達するコツは?

スポーツとしてもレジャーとしても人気のボウリングを趣味にしている方は多いのではないでしょうか。

しかし、ボウリング初心者のうちは、自分の投げ方が合っているかどうか不安になってしまいますよね。正しいフォームで投球できていないと、ボウリングのスコアが伸び悩む原因になってしまいます。

この記事では、初心者がスコア100〜200を目指すための、投げ方のコツを解説します。

ボウリング初心者のスコア平均

ボウリングのスコアの平均は以下の通りです。

初心者アベレージ70~100
中級者アベレージ100~130
上級者アベレージ150以上

ですので、脱初心者を目指す方は、まずはアベレージで100以上のスコアを目指すようにしましょう。

ボウリングのスコアは、1回のゲームでのスコアではなく、複数回のゲームでの「アベレージ」で比較します。

ボウリングのアベレージとは、複数回のゲームの平均スコアのことを指します。

例えば、3ゲームを投げて、

・1ゲーム目:140

・2ゲーム目:130

・3ゲーム目:150

だった場合(140 + 130 + 150)÷3で、3ゲームのアベレージが140ということになります。

ボウリングの最高得点は300点ですが、アベレージ200を超えるとプロ級の実力のあるプレーヤーです。

公益社団法人日本プロボウリング協会のプロテストでは、男子は60ゲーム200アベレージ、女子は48ゲーム190アベレージが実技テスト合格の基準です。

ボウリング初心者が知っておきたい基本知識

レジャーとしても楽しむことが多いボウリングは、深く考えずにゲームをしているという方も少なくないでしょう。

ボウリング初心者のうちに、基礎知識を押さえておくだけでも、スコア上達につながりますよ。

ボールの重さの選び方

ボウリング場には6ポンド〜16ポンドのボールが用意されており、1ポンドは約0.4kgです。

ボールを重さで選ぶ際には、体重の1/10程度の重さのボールが目安です。

体重ボールのポンド数(目安)ボールの重さ(kg)
40kg台8~9ポンド約3.6~4.05kg
50kg台11~12ポンド約4.95~5.4kg
60kg台14~15ポンド約6.3~6.75kg
70kg台16ポンド約7.2kg

重いボールの方がピンを倒しやすくなりますが、自分の体格・腕力に合わない重量のボールでは、腕がボールに持っていかれて真っ直ぐ投げることができません。

実際に手に持ってみて、重過ぎず軽過ぎないボールを選ぶようにしましょう。

ただし、ボウリング初心者のうちは、重さよりも自分の指にしっくりくるボールを選ぶのがおすすめです。

ボールの穴のサイズには、S・M・L・LLの4つのサイズがあります。親指が緩過ぎずキツ過ぎず、根本まで指を入れて左右に多少回る穴のサイズが理想的です。

ボールの持ち方

ボールの持ち方は親指の位置が時計の10時くらいの角度が理想です。
※左利きの場合は時計の2時くらいの角度が理想

理由①:ボールが右に流れるのを防ぐため。

理由②:しっかりボールに回転をかけるため。

ボールをまっすぐ投げ、ボールにしっかり回転をかけることでしっかりピンを倒すことができます!

投げるときのフォーム

投げるときのフォームは、体の真横で腕がゆっくり「振り子」のようになるように意識して振ります。

初心者の場合、助走なしで停止した状態からボールを転がす人もいますが、助走をつけて投球する方がボールに勢いがついてピンを倒しやすくなります。

助走時の腕の動きは、右投げの場合、

・立ち位置:胸の右横で両手でボールを持ち、構える

・1歩目:ボールを体よりも前に出す

・2歩目:ボールを下に振り下げる

・3歩目:ボールの重力の慣性で後ろに振り上げる

・4歩目:腕を前方に振り、力を抜いてボールを投げる

慣れないうちは、助走と手の動きを連動させるのが難しいですが、繰り返し投球して練習するようにしましょう。

投球時には、足がクロスするようなフォームを意識すると、ボールが真っ直ぐ転がります。

真っ直ぐ投げるコツ

ボウリング初心者は、スパットを目印にすることを意識すると真っ直ぐ投げやすくなります。

レーンを見て、目線にある三角の目印が「スパット」です。スパットはピンに向かって直線状につけられていますので、スパットを目印に真っ直ぐ投げると、ピンに向かってボールが転がります。

構える際には、スパットを向いて体・腕・ボールが正面を向くように意識して投げます。

投球時の腕の振り抜きが左右にズレてしまうと、ボールに余計な回転がかかってしまい、予期せぬカーブをする原因になってしまいます。

腕の振り抜いた先の軌道上に、投球時に目印にしたスパットが来るように、腕を真っ直ぐ振るように意識しましょう。

ボウリング初心者向けの投げ方のコツ

ボウリングは老若男女問わずレジャーとしても楽しめるスポーツですが、スコアの出る競技ですので、せっかくならスコアアップを目指したいですよね。

ボウリング初心者がスコアが伸びない原因が、正しい投げ方ができていない点にあります。

ここでは、ボウリング初心者向けの投げ方のコツを解説します。

助走の仕方

ボウリングでは、正しい助走を意識することでスコアアップを目指せます。

ボールを投げる際には、まず「スタンスドット」に立ち、「リリースドット」に向かって助走して投球します。

 ※画像は作成したものです。

右投げの場合、右足から助走して4歩、左足で踏み切ってボールを投げます。この際に、リリースドットの先の「ファールライン」よりも足が越えてしまうとファールになってしまいますので注意が必要です。

初心者の場合、助走の歩幅が合わずに足踏みをしている感じになってしまい、助走が意味をなしていないケースがあります。

全てのステップを同じ歩幅で助走するのではなく、1歩目は中幅、2歩目・3歩目は小幅、最後は大幅で勢いをつけてあげるのがコツです。

ストレート

ストレートは、ボールに横回転をかけず、真っ直ぐの軌道で転がす投げ方です。

ボールを真ん中(ヘッドピン)に向かって真っ直ぐ投げるには、体と腕が正面を向いている必要があります。

また、手からボールを離す際に、手首に余計な力が入ってしまうと、ボールに回転がかかってしまい真っ直ぐ転がりません。リキまないように力を抜いて、ボールをそっと手から離すことを意識します。

ストレートでストライクを取るには、ポケットを狙って投げるようにしましょう。ポケットは、ヘッドピン(1番ピン)と利き手側の隣(2番、または3番ピン)のピンの間を指します。

力を抜いた投げ方でストレートの投げ方に慣れてきたら、少しずつ力を入れて投げる練習をすれば、ストライクに近づきますよ。

カーブ

カーブは、ボールに横回転をかけて曲がる軌道で転がす投げ方です。

カーブを投げる際には、ボールの穴に親指は入れず、薬指と中指だけを入れます。

助走時には手の平をピンに向かって正面になるように腕を振り、手からボールを離す寸前に手の平が内側を向くように捻ります。投球時の手の形が、握手をするような形になるように意識しましょう。

右投げの場合、左寄りの立ち位置から助走して、真ん中よりも右寄りを目指して投球します。右投げのカーブでは、左回転がかかりますので、最終的にポケットにボールが当たるのが理想です。

慣れないうちは回転のかけ方や、曲がり具合の調整が難しいですが、リキまずに投げることで理想の回転をかけられるようになりますよ。

カーブでの投げ方に慣れてきたら、ストレートよりもストライクを目指しやすくなります。

スコアを取るための心得

ストライクはいらない!

実はストライクよりも、スペアを取ることの方が重要です。例えば、1投目に9本倒して2投目でスペア獲得。これを続けると190です。なので、ストライクが前半になかなか取れなくても気にしなくてOKです。力を抜いて投げましょう。

10フレームで逆転可能!

最後まで逆転可能なのがボーリングです。10フレームは3回投げられるチャンスがあります。前半でダメだとしても、最後に逆転チャンスがると考え、全力で楽しみましょう!

まとめ:投げ方を覚えてスコアを伸ばそう

ボウリングは正しい投げ方を覚えればスコアアップを目指せます。

正しい投げ方を目指すためには、ボウリングの正しいフォームを身につけることが重要です。正しいフォームの投球は美しいので、ボウリングの正しいフォームを覚えれば、友達や家族とのボウリングの際にも一目置かれますね。

初心者のうちは、まずはアベレージ100を超えられることを目標にして、アベレージ150までスコアが伸びたら上級者と言っても良いでしょう。

ボウリングは昔から楽しまれている奥深いスポーツですので、一生楽しめる趣味としてボウリングを始めてみてはいかがでしょうか。

趣味人倶楽部でボウリング仲間とつながろう

ボウリングの上達を目指している方は、趣味でつながるSNS「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」で、ボウリング仲間とつながってみましょう。

趣味人倶楽部のコミュニティでは、ボウリング好きの方が集まるコミュニティも多く、自分と同世代のボウリング好きの仲間とつながれます。投げ方のコツや、スコアアップのためのポイントを相談できますので、ボウリング上達のためのヒントがもらえますよ。

ボウリングが上達してきたら、自分のエリアのボウリングコミュニティに参加して、趣味人倶楽部のボウリング仲間のボウリング大会に参加してみるのも良いですね。

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コミュニティではこのような活動が行われています。

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