「日本丸」一般公開&セイルドリル公開/日本丸 総帆展帆

「太平洋の白鳥」の姿、よみがえる 国重文「帆船日本丸」の改修工事が完了、あす「注水式」

横浜市は昨年暮れ、日本丸が浮かぶ旧横浜船渠(せんきょ)第1号ドック内の海水を全て排水する「ドライドック」を約20年ぶりに実施した。盤木(ばんぎ)の上に据え付けられた日本丸は約3カ月かけて船体を改修。船体外板のうち腐食している部分を探り出し、約20カ所を溶接した。船体は白色、船底は海水による腐食を避ける薬剤を含む赤銅色のペンキで塗り直された。21日にはドックゲートの注水弁を開放し、日本丸を浮上させる「注水式」を予定。市港湾局の担当者は「日本丸、ドックともに国指定重要文化財であり、今後も保存活用していく」と話している。(神奈川新聞より抜粋)

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