秋・冬・春の称名寺・金沢自然公園の紅葉etc.

"紅葉狩り" 意味や由来?「何をする」「なぜ狩りと呼ぶ」

<野毛山公園> https://smcb.jp/photos/38794436
"紅葉狩り"は「もみじがり」と読みます。"紅葉狩り"とは主に落葉樹が落葉する一歩前の段階、つまり色付いた紅葉を眺めて楽しむことを指します。落葉樹は基本的に春に新葉や花を咲かせ、夏に新緑の葉となり、秋に紅葉、冬に落葉していくという生育スタイルです。日本に現存する中では最古ともいわれる和歌集「万葉集」の中に『紅葉』や『黄葉(もみち)』という言葉が出てきます。貴族が紅葉を眺めることを「狩り」に例えた「狩り」が紅葉や草花を愛でる意味になったのは、狩猟をしない貴族が現れたのが由来とされています。平安時代の貴族たちは紅葉を求めて山や渓谷へ足を運び、真っ赤に染まったもみじの木を手折り、実際に手に取って鑑賞していた真っ赤に染まる紅葉と周囲の景色が抜群にマッチする光景も"紅葉狩り"ならではの楽しみです。
※「紅葉」と書いて「もみじ」と読むのはなぜ?赤く色付いたカエデ科の樹木:ベニバナ(紅花)の花びらが黄色や紅に変化する様が秋の樹木と似ていることから「揉み出づ(もみいづ)→紅葉(もみじ)」になったという説が有力 (「For your LIFE」より抜粋 )

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