ツミの観察記録

羽ばたきの練習

 ツミの巣は狭く粗末で、五羽のヒナが育った。人間社会でいうと貧乏人の子沢山というところか?。

 狭い巣で羽ばたきの練習は無理で、巣離れした後、周辺の木の枝に移ってから、羽ばたきの練習を繰り返していた。

羽ばたきといっても、翼を上下に振るような単純なものではない。

羽ばたくと速度がつき、バランスを崩すこともある。強い脚で枝を掴んでバランスを持ち直すこともしばしば目にした。

十分に飛べるようになると、餌の捕獲練習を行って、巣立ちも間近になる。

コメント