現存する日本で唯一の転用教会堂 「旧手賀教会堂」 2021年7月18日

「ニコライの布教図」 旧手賀教会堂 (現存する日本で唯一の転用教会堂) 2021年7月18日

ニコライはこの地に来たようで、この部屋には道程のパネルなどもある。

ここは明治14年(1881)に、
手賀ハリストス正教会が手賀沼を臨む高台に別の場所に建っていた民家を移して増改築したもの。

首都圏に残る教会堂としても最も古いらしい。

信教の自由が交付され、
ロシア正教会の修道士ニコライにより布教活動が北海道・函館より始まったにのが明治6年のこと。

明治8年には法典(船橋市)に、
同10年には大森・船穂(印西市)と布佐(我孫子市)にそれぞれ教会が設置。

その後手賀・布瀬地区の人々が明治12年に教会創立、
同14年に設置したのがこの旧手賀教会堂。


4月10日にリニューアルオープンした、千葉県指定文化財。

明治期に出来た瓦葺き屋根の民家を移築して出来た教会堂。

入場無料、マスク着用、素足厳禁。
無料駐車場5~6台程度
開館時間 9時~15時
7月から10時から16時

休館日 月曜日 (祝祭日の場合は、翌平日休館) 年末年始

柏駅東口から東武バス「布瀬」行きで、「手賀」下車徒歩5分。

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