秋空や憂きことも掃くほうき雲                小林 凛(12歳)

 「ランドセル俳人」も、大学生になりました。
十年後の凛君の句をよみたいが・・・


1万円足らずの、
おもちゃのようなコンデジで撮りました。


小林凛

俳句界で激賞された小学生俳人。子供離れした感性の背後に、おぞましいいじめがあった。この春に大学生になり、とある俳句館の「館主」にもなったという。どんな青年なのだろう。会いに行った。



■小学3年生で入選
大阪府岸和田市の自宅を訪ねた。新型コロナウイルス感染予防で庭にキャンプ用の椅子が用意されていた。梅雨入り前の野外インタビューだ。

「あ、ユキムシです」

ふわふわと飛ぶ米粒ほどの虫が現れたときだ。質問に対する回答を探すような話しぶりだったが、これは問わずに出てきた言葉だ。

えっユキムシ? 聞き返すと、昆虫図鑑をなぞるような説明が返ってきた。

「人間の体温でも死んでしまうほど。とても熱に弱い虫なんです」。ユキムシは、雪虫だと知った。急に命を感じる。振り払いそうになっていた手を、思わず止めた。

以下に続く
https://www.sankei.com/article/20200710-55TR5DBABZOMFCWDZEAZ3AR6AM/

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