🍣:マグロ、ホタテ、ブリ、甘エビ これは24日に家内から冷凍小包で届いた寿司用
ネタの柵だった。ま、エビは柵ではないけど。この時前後までは嬉しい贈り物だったか
ら、感謝を込めて返礼したけどいざ創ろうと決めていた日、それが診察日の午後だっ
たから嬉しさが失望に変わるのが信じられなかった。
―――低塩・減塩食を心掛けて、クレアチニン値を下げようという算段で、腎機能改
善を目標に、禁止食事が提示された中に 寿司が入れられた。その道理は、塩分含有
が基だからと、寿司ネタにごく僅かだけど塩分が。それだけでなく使う寿司酢に大匙
一杯分(15㎖)に食塩相当量が1g含有とあって、何時も創る寿司米は1.5合だから相当
量は大匙2.5杯分とあれば37.5㎖で、対比塩分量2.5g前後で、一日の最大塩分摂取量
が成人男性で7.5g未満、女性では6.5g未満とあればもう3分の1以上摂取したことに
なり、高血圧などの諸症状の引き金を引いたことにもなる危険値。
なので、鮨本体だけでそうなればその他には漬け醤油は普通醤油なれば一匙分2.5g
も含まれるしょっぱさで、減塩にする必要アリでも減塩醤油でさえ1.4g含まれる。
アトはもう足し算と『引き算』の推敲を繰り返すだけ。
つまりは、食の改善よりは抜け道の、探索の拙策。ならば『禁止食物』と指定して
いつか自由に食べられる日が訪れるまで治療と療養に励めばと誓ったり願ったりで
・・・・・・・これをひとまずは『生寿司最後の日の膳』という設定で、家内には済まないが
最後の日にこんな美味しそうな新鮮ネタを戴いて創ってみた6貫12個の盛り膳。
泣きはしなかったけど、味わい深い膳とは成って居たように感じて完食した。
ナンて、寿司ネタの柵全部使い切ったワケでなくてまだ残りの端切れが随分冷凍庫に
戻ってるから、きっとそろそろ出して解凍しては何個か創るか、刺し身として膳のオ
カズとして上るか、酒の宛にして消えるか・・・・でないと消化出来ない哀しさが増す
のみ――――
🍣彡
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