吾喰楽家の食卓

今年の元旦の食卓

おせち料理を正月に食べるのは、炊事が女性専門の仕事だった時代に始まったらしい。
正月は、女性を台所から解放するのが、おせち料理の目的だという。
作り置きが出来る、献立を考えた。
炊事の他にも、正月にしてはいけない仕事が沢山あるのは、女性を休ませる為のようだ。

おせち料理は、小肌粟漬、蒲鉾、黒豆などは、早々と買い揃えた。
大晦日に、おせち料理の少量セットを探しに行ったが、和食ではイメージに合うものが見付からなかった。
洋食だが、「DELUXE洋風 Deliセレクション」が、一日か二日で食べ切れそうな量だったので買うことにした。
サーモンサラダ、合鴨スモーク、生ハムサラダ、たまごサラダ、ラビオリ、カプレーゼ、スティックサラダ、コールスローサラダ、人参マリネの九品である。

元旦の朝餉は、小肌粟漬を主菜にした。
副菜はたまごサラダ(マカロニ)とサーモンサラダ(玉葱)をセットから選んだ。
主食は雑煮で、小松菜、舞茸、葱、油揚げで汁を作った。
後から餅を焼いて入れるつもりだったが、結局、汁だけで済ませた。

昼餉は、年越し蕎麦の「鴨せいろ」に使った鴨肉が残っていたので、「鴨南蛮そば」を作ることにした。
おかずは、セットからラビオリとスティックサラダを選んだ。
ラビオリが蕎麦と合うか心配したが、かけ蕎麦だからか、美味しく食べられた。
かけ汁が少なすぎて、蕎麦が泳がなかったのは失敗だったが、味自体は悪くなかった。

夕餉は、セットから生ハムサラダ(ペンネ)、カプレーゼ(トマト・バジル・チーズ・ブロッコリー)、合鴨スモーク(ポテト)を一緒に盛合せて主菜にした。
他には、蒲鉾と黒豆、及びセットの人参マリネの盛合せと、カナッペを用意した。
用意した料理を食べ切ったので、一旦は残したセットのコールスローサラダも食べてしまった。
「DELUXE洋風Deliセレクション」のお陰で、かなりの割合で台所仕事から解放された元旦になった。

   *****

写真
2022年1月1日(土)の朝餉

コメント