2022,1和歌山・奈良へ

全高33.9×全幅42m!日本一大きい鳥居は、社がない田畑にそびえる「熊野本宮大社 旧社寺 大斎原 大鳥居」

田畑の真ん中に、そびえ立つ巨大な鳥居。
これは世界遺産・熊野古道にある霊場のひとつで、全国の熊野神社の総本山に当たる「熊野本宮大社」の鳥居。
しかし、なぜか本宮から500m、歩いて10分もかかる大斎原(おおゆのはら)に建っている。
実は、そもそもこの地に本宮があったのだが、熊野川と音無川の中州だったこともあり、1889(明治22)年に起きた大洪水により社殿の多くが流出してしまったのだ。
失われた「中四社」「下四社」をまつる石造りの小祠が建てられたが、運よく流出を逃れた「上四社」を高台となっている現在の場所に遷座することになったという。

コメント