吾喰楽家の食卓

泌尿器科通院日の夕餉

昨日は、泌尿器科の定期通院日だった。
昼餉が遅れるのは難ではあるが、遅く行った方が拘束時間は短くなるので、最近はのんびりと家を出ている。
今回は支度が早く済んだので、時間調整するのは時間の無駄と思い、中途半端に遅く家を出たが、再来受付は未だ始まっていなかった。
診察前に検体採取(尿・血液)をするが、処置室は非常に混雑していたのに、割と短時間で済んだ。

診察室前の長椅子で待っているあいだ、前々日の長兄からの電話を思い出した。
6年前、私の発症と同時期に、兄は血尿で入院したが、単なる前立腺炎でガンではなかった。
私はガンの疑いで針生検を受けたが、結果は陰性で、兄と同じ病名の診断だった。
男性は高齢になると、程度の差こそあれ、前立腺は肥大するもので、兄弟だから似るということではないらしい。

待つのを覚悟したが、思ったよりも早く診察室に呼ばれた。
検査結果は、腫瘍マーカーを始め、全ての項目が良好な数値だった。
泌尿器科の日は、病院の近くにある食堂を利用することが多いが、店が開く前に診察が済んでしまった。
待つのは嫌なので、昼餉は自宅で食べることにした。

昼餉は、買って帰った天ぷらで、冷たい饂飩を食べた。
夕餉は、冷蔵庫整理なので、切って並べただけの食卓だが、それらしくなった。
検査結果が良かったことと、しばらくは通院から解放されることから、寛いだ気分で晩酌を楽しめた。
酒が美味しいのも健康だからこそで、「今年も健康第一に過ごそう」と、改めて思った。

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写真
2022年1月21日(金)の夕餉

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