🐟:生まれた頃から海浜地域での暮らしだったので、漁港や漁村での暮らしと食品が
海産物中心だったことが私の好みを決定付けていると思われる、とは何度も書いて来た
生い立ちの吐露。さて、そういう中でもホッケは大好きな魚の一番手。道産子なら
ニシンでしょ、鮭でしょって言う浅はかな方々にはそうだろうけど、私は断然ホッケ。
ホッケに勝る旨味のテンコ盛りな魚は無いですね。あの脂身や身の分厚さとホクホク
加減に焼かれた一夜干しのホッケの開きを戴くに実に生きてる実感が充満している
思いです。
でも、寄る年波で戴く量がどんどん痩せて来ているのが悲しい。
若い頃は、勿論子供の頃からホッケの開きは一尾まんまだったけれど、今じゃ
皿に載っているのは半身。それもカシラにするか尾っぽにするかって、何故なら
一尾まんまはデッカイ❣ 食べ切れそうに無いから。
まずはDHA・EPAのカケラが張り付いてるカシラ側から厳かに戴いて、下半身は冷凍
庫へ収まって戴くことに。なので、ホッケの開きは二度戴けるという有り難さに。
―――戴くほどに幼少期の暮らしが、岸壁に建つ官舎寮での暮らしが、夕餉が蘇り
夢の様だった日々の母や父や、隣の部屋のオジサン叔母さん方との交流が懐かしい
ぬくもりの中に抱かれて、食卓を嬉しく飾り立てて呉れる。
こういう思いが昨日のように思い返されてくるというコトはそろそろ私もお暇の
歳周りに成って来たのだろうかと…‥‥‥
🐟彡彡彡
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