魅力的な海の生き物たち マリンワールド海の中道③ (福岡帰省2日目) 2022年4月8日

噂の「竜宮のつかい」 カラフルで個性的な海の生き物 マリンワールド海の中道③ー2 (福岡帰省2日目) 2022年4月8日

1990年 福岡県糸島市沖で獲れた。
全長 2.72m
体重16.7kg

リュウグウノツカイは、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する深海魚です。
細長い銀色の体は平均3~5m、中には10mを超える個体もあり、硬骨魚類のなかでは世界最長とされています。
体重も30~50kg程度ありますが、海流に乗ってゆらゆらと立ち泳ぎする姿は非常に優雅です。
また、見た目の美しさにも定評があり、薄い青色の線が並んだ銀色の体に、鮮やかな赤色の背びれがたなびくさまは、とても神秘的です。

日本では幻想的な姿がおとぎ話に出てくる竜宮城をイメージさせることから、「竜宮の使い(リュウグウノツカイ)」という和名で呼ばれています。
ただ、和名の由来を示す文献が見つかっていないため、誰が・どんな思いで名付けたのかは明らかになっていません。

生息場所は幅広く、世界中の海域において水深200~1,000mあたりに分布しており、日本では北海道~九州の太平洋側と、日本海側、沖縄本島近辺などに生息しています。
体のサイズに見合わないプランクトンやオキアミなどの小さな生物を主食としていますが、それでも寿命は20年に及ぶともいわれています。

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