美しい光と風の季節
もう初夏ではなく真夏の大阪です。
お花たちが元気に賛美をしていました。
ふと、いつも通りかかっていた果物屋さんの前で足を止めました。
きれいなお花がいくつかの鉢のなかで咲いていました。
おじいさんがいらしたので、
キレイですね!
と言うと、
きれいでしょう?と仰って、
お花を持って帰りなさい
そう言って、すぐ近くの団地の角に連れて行かれました。
そして、
この花は全部おじいさんが挿し木をされていたことを聞かされました。
すごいなあ~この近所はみんな、ご高齢の方たちがお花を大切に育てていらっしゃるんだ。なんだか嬉しくなってきました。
神様のよろこびを感じました。
この花たちは長く咲いてくれるよ。
花瓶でもいいけどね、
土に植えてあげたら1ヶ月以上は咲いてくれるよ。
そう言いながら嬉しそうに枝をカットしてくださいました。
わたしはおじさんにお礼を言って帰ってきました。
花とおじさんの歌を歌いながら・・・。
小さい花に口づけをしたら
ちいさい声でぼくにいったよ~
おじさんあなたは優しい人ね
私をつんでおうちに連れてって^
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