『奥州仙台領のおくの細道』を出版しました。2022-5-31

芭蕉の作品として有名な『おくの細道』・・・誰もが名前だけは知っている。しかし、それ以上のこととなると案外知らない人が多い。
長年松島でガイドを努めているが、政宗や瑞巌寺などの観光案内と違って、芭蕉の足跡をたずねる観光客は少ない。

芭蕉が泊った宿はどこですか?
芭蕉が月を眺めた場所はどこからですか?
なぜ、発句をあきらめた(芭蕉の俳句が無い)のですか?
「11日瑞巌寺に詣ず」とは本当(5-9の参詣)ですか?
芭蕉が「雄島の磯に着く」と書いた船着場はどこですか?などなど・・・すべての質問の答えは出版本に書いた。

自画自賛ではないが、これらの疑問に応えるガイドは他にいないといっていい。
500冊限定非売本の「あとずけ」に番号を1冊1冊に押した。

今が、国宝瑞巌寺のセッコクが満開(6-6)、芭蕉が憧れた雄島渡月橋の名月と金波も撮影(6-13)できた。
そして、宮城県教育庁へ寄贈した後、県知事、仙台市長、松島町長他、松島高校、松島中学校を含む全国合計100冊の寄贈を終えた(6-14)。

手元に60冊が残っている。これを求める愛読者に届ければ目標予算達成である。
来週から講演会場で残る出版本を受付ける。印刷屋さんの支払いが残っているので、残る60冊を早くに届けたい。
達成後には希望する全国10箇所の図書館へ寄贈できる。

全国のマイフレさん、お待ちしています・・・。

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