吾喰楽家の食卓

納豆蕎麦と卵黄

麺類と酒なら、種類を問わず何でも好きである。
強いて言えば、蕎麦と清酒が特に好きだ。
ところが、歳を重ねると、季節の影響が強くなった。
一年を通じて冷たい蕎麦が好きだったのに、初めての経験だが、寒い季節は熱々のラーメンを頻繁に食べた。

今の時期は、熱いラーメンは食べたくなく、中華麺なら冷やし中華がいい。
半月ほど前、松本で清酒を飲みながら蕎麦を食べたからか、蕎麦好きのスイッチが入った感がある。
月曜日に紫陽花を見に行った帰路、初めての蕎麦屋を利用したが、感想は別途に御披露する。
家でも、カップ麺、乾麺、生麺など色々だが、蕎麦を食べている。

昨日の昼餉は、愛食している生麺を茹でて、納豆蕎麦を作った。
好みの問題ではあるが、蕎麦やパンに納豆を載せて食べるのには、ひきわり納豆に限る。
一番の理由は、ひきわり納豆だと、蕎麦やパンが納豆と口の中で混ざるときの食感が良いからだ。
御飯の場合は、ひきわり納豆も悪くないが、大粒ではなく極小粒がいい。

卵は冷蔵庫に在ったけど、納豆蕎麦に使うために、新たに4個入りを買って来た。
卵黄だけ使うのだが、鮮度に関わらず潰れ易い卵がある。
今回の卵はそうだったが、指を使って上手く卵黄だけ納豆に載せられた。
卵をそのまま別の器へ割り入れ、指で卵黄だけ取り出せば潰れずに済むと、教えてくれた方が居た。

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写真
2022年6月21日(火)の昼餉

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