山野草

クモラン  兵庫県RDB Bランク種

クモランの開花を観察してきました。まだ咲いていません。小さな花なのでマクロ目線で探さないと難しい。マクロ目線に慣れるまで数分キョロキョロして。花らしきものを見つけ撮ってみるとまだ蕾で開花迄数日かかりそう。
因みに白い綿のようなものは5月に花を咲かせたカヤランの種です。

「向陽~半日陰の主に大型の低木に着生する多年草。
根は長さ2~3cm、葉緑素を持ち、灰緑色で扁平、放射状に束生し、樹幹に密着する。茎はきわめて短く、葉はない。
花茎は長さ1cmたらずで、1~5本出し、1~3花を総状につける。苞は三角形、長さ1mm、鋭頭。
花は淡緑色。花披片は基部で合着して筒状となり、長さ2mm。萼片と側花弁はともに卵状披針形、鋭頭。
唇弁は上向き、舟形で長さ1.5mm、先端は針状で内側に折れ曲がり、鋭尖頭、基部は球状楕円形の距となる。
蕊柱は非常に短く、下部は唇弁に合着する。葯は2個の花粉塊を入れる。」

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