高知の旅(2022/06/23~24)

近江屋襲撃の日の血染掛軸~中岡慎太郎

中:【血染掛軸(梅椿図)】中岡慎太郎館にて
慶応3年(1867年)11月15日、坂本龍馬と中岡慎太郎は
京都・河原町の近江屋で談論中に
突如乱入した数名の刺客により暗殺されました。
慎太郎は2日後の11月17日に絶命
享年 龍馬33才、慎太郎30才
この掛軸は、その部屋の床の間に掛けられていたもので
【軸の下部には、血が飛び散った痕・数滴の血痕が付着】
血痕をクローズアップするため、ここでは上部を省きましたが
掛軸の上部には、海援隊士長岡謙吉の追悼文が記されています。

左:中岡慎太郎像【身長153cm】
京都の円山公園には立位の龍馬と膝まずく慎太郎像があります。
慎太郎は跪いているので、今まで身長(龍馬との身長差)を知らず
中岡慎太郎館に、153cmの小柄な実物大絵がありました。

右:中岡慎太郎生家(跡)
天保9年に慎太郎が生まれた屋敷
現存の建物は、昭和42年11月17日(慎太郎の命日)に復元公開されたもの。
中岡家は村の大庄屋であったため、勘定の間・式台、次の間・客間もある
茅葺屋根の堂々とした建物。

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