吾喰楽家の食卓

昭和の味(肉焼売・茄子の油味噌・ポテサラ)

昨日は、買物へ行かずに、冷蔵庫のストックで献立を考えた。
夕餉の主菜は、使い残りの肉焼売を電子レンジで解凍した。
肉饅頭用のプラスチック容器を使ったが、良い感じで蒸し上がった。
二重構造になっていて、少量の水を入れると蒸気が充満するようになっている。

子供の頃、焼売といえば横浜の崎陽軒で、その大きさが標準だと思っていた。
大好きだったが、日常的に食べられる訳ではなく、来客の手土産や父の土産に限定されていた。
近所の肉屋では、コロッケ5円、メンチカツ10円の時代、小さな焼売が5円は高いと思っていた。
今回の焼売は、当時と比べれば随分と大きいが、今では標準的な大きさなのだろう。

茄子の油味噌は、物心がつく頃から食べていた。
茄子と玉葱を油で炒めてから、砂糖と味噌を絡めるだけだから、簡単に作れる。
料理が苦手な母の数少ない得意料理だった。
私が作る場合は、玉葱だけでなく、ピーマンも使う。

ポテトサラダも、母の得意料理だった。
ジャガイモ、人参、胡瓜、キャベツ、魚肉ソーセージが、材料の定番だった。
当時は、マヨネーズを使ったポテサラが、サラダだと思っていた。
今回は、キタアカリ、胡瓜、玉葱、ソフトサラミを使った。

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写真
2022年7月17日(日)の夕餉

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