①-1〜③-5 二度目の長谷寺 (乗り物と緑が美しい寺社巡りツアー3日目) 2022年6月19日

②ー4 奥の院歴代能化墓所 の 供養塔  長谷寺 (乗り物と緑が美しい寺社巡りツアー3日目) 2022年6月19日

 奥の院にある歴代能化墓所には、真言宗豊山派の派祖と崇拝される専誉僧正をはじめとして長谷寺歴代の能化(住職)は奉安されています。

専誉僧正(せんよ そうじょう、享禄3年(1530年)生 - 慶長9年5月5日(1604年6月2日)入寂)は、もと根来寺(和歌山県岩出市)の能化として真言宗の多くの僧侶たちを指導していましたが、1585年(天正13年)に根来寺が豊臣秀吉の焼き討ちにより焼失したのち、高野山・醍醐寺・和泉国分寺に移り、さらに1588年(天正16年)には大和の国の領主であった豊臣秀長の招きで長谷寺に入山しました。

それ以降、長谷寺は根来寺の法灯を受け継ぐ真言宗の寺院となりました。
専誉僧正は、長谷寺を奈良時代以来の観音霊場として復興すると共に、全国から登嶺する僧侶たちの指導にも尽力し、真言宗の一大修学道場としました。
 2003年(平成15年)、派祖専誉僧正400年御遠忌と頼瑜僧正700年御遠忌を記念してこの歴代能化墓所が整備されました。

開山堂ルートでなく、前回通らなかった「奥の院」ルートで、下りて行った。
有名所は、だいたいパスした。

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