古代の灯火器

 ペルシャ12世紀の出土品「青釉灯火器」。

 そんなに大きな器ではない。円形の台座の直径9㎝、高さ9㎝。普通のコーヒーカップのサイズ程度。上部の皿に油を入れ、灯芯を垂らして点火した器と思われる。取っ手も付いていて、手で翳して足許を照らしたとも推測できる。

 (因みに、ペルシャ12世紀は、日本では平家の平清盛等武士が中央政治に乗り出した時代にあたる)。
 
 

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