河童・羅漢・道祖神と彼岸花(常泉寺)

河童

 「かっぱ寺の河童も秋思耽る哉」(自作)

 「かっぱ寺」ともいわれる常楽寺。境内の叢の中に幾体もの河童が潜んでいる。
遠野物語の河童もかくやと思わせるいたずら好きの河童もいれば、芥川龍之介の小説「河童」のように人間社会と真逆の河童世界に誘っていきそうなすばしこそうな河童も待ち構えている。
ただ、最近見かけなくなった「カッパ黄桜カッパパ」の唄に載って出てきた小島功が描いた妖艶な美女カッパがいないのは残念と思うのは、この歳になっても煩悩の塊が膨らみ続ける私だけなのかもしれない。


※日記「大和市散歩」を投稿しました。お時間がありましたらお読みください。
https://smcb.jp/diaries/8892932

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