静岡一人旅

青富士

久しぶりの一人旅
静岡駅近くのホテルに2泊
1日目はバスで日本平まで行き、静岡東照宮へ
お天気も良く暑いくらいの日でした
帰りのバス停で待っているときに隣に座っている70代の女性に話しかけてみました。
東京から移り住んで一年半とのこと、新しい趣味や運動を始め一人暮らしを満喫し友人も新たに作るという逞しさに感動した出会いでした、
今後の自分の生き方を少し考えるきっかけとなりました。
2日目は1番の目当ての、美穂の松原から眺める富士山のスケッチ
先ずは静岡駅の観光案内所で行き方などを聞いてから出発!
三保の松原の羽衣の松から砂浜の方へしばらく歩くと、この時期には珍しい富士の全景が裾野の方からくっきりと見えました。
遠く青い色に空の色と同化するように美しく青富士が佇んでいます。
台風で流木がたくさん打ち上げた砂浜を歩き、ちょうどスケッチをしたら良さそうな流木のある場所からパステル画を描きました。
その後は日本で初めて建てられたコンクリート製の灯台へ歩いて行きました。
対岸には伊豆半島が見えていました。
松林の中を歩き三保の松原へ戻りお茶屋さんで冷たいお茶を出してもらいました。ほっと一息、緑茶が美味しいなあと感激。
帰りのバス停がわからなくて、レトロな喫茶で道を尋ねたら車で送ってくれました。
3日目はさった峠へ向かう予定でしたが、台風で崖崩れとなり立ち入り禁止区域になってしまいました
残念ですが由比宿の広重美術館へ行き、薩埵峠の広重の絵をみました。
由比の駅からは地元の人向けのマイクロバスに飛び乗り、広重美術館近くで下車して細く人1人歩くだけの路地を歩いて行きました。
このような歩き旅も1人ならではの体験です。
マイクロバスでも杖をついたおばさんと話をしました。この人との出会い、そして由比駅前の食堂のおばちゃんとの出会い。思い出深い旅でした。
その足で熱海まで一気に在来線で向かい
熱海の温泉街のレトロな風景を歩き、熱海のビーチへ行きました。
夕暮れ時のビーチの空は美しかった。
静かな海とは違い、次々と雲が押し寄せては流れてゆき変化に富んだ空の景色を堪能しました。
あっとゆうまに、日が暮れて群青色の夜空の先に半月が出ていました。
3日間晴れて良い天気と念願の青富士と素敵な人たちとの出会いに感謝!

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