水彩画その382:熊本市・子飼橋商店街

熊本市で一番古い子飼橋商店街です。
戦後の闇市がそのまま残っています。長さ400mの狭い道路に小さな店がひしめき合っています。
一番目立つのは色々な色や形のシートがぶら下がっています。目的は、生鮮食品の為の日除けだそうですが、見栄えでなく機能本位で、東南アジアで観た田舎の市場みたいな感じです。
道路は勿論歩行者天国で、店の一部のような使われ方です。昔はここが市電の終点でしたが今はもうありません。日本で一番最初のスクランブル交差点があります。
熊本大学も近く、老若男女が行きかい昭和の雰囲気が残っています。恐らく近いうちに再開発されてしまうような気がします。

コメント