「ヘラブナ」と確認

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サカナや魚釣りに興味のねぇお人にゃ「そんなの関係ねぇオパピ」だろうけど、釣り人にとっちゃぁ大問題なのさ。


近所のお濠でタナゴを狙ってたら、コレが釣れた。

問題は、コレがマブナなのかヘラブナか、はたまた「半ベラ(両者の交雑種)」なのか?


一般に云われる両者の違いは「体高」
横幅が広いのがヘラ、流線形がマブナ。

また目の位置が比較的下に付いてるのがヘラ。

でも、そりゃね、両方を並べて見りゃ分かるんだろうが、一種類だけ釣れた場合は見比べる訳にゃいかねぇから判別しにくい。


ここで、専門書から得た「裏ワザ」

魚にゃ、身体の真ん中に「側線」ってものが入ってる。
ウロコの上の点々だ。

マブナは28〜30個、ヘラブナは31〜33個


この写メを拡大して数えてみたらば31個。

ヘラに間違いねぇ。


でもさぁ、この日、竿は90㌢のカーボンロッド。
いわゆる小物釣りの「万能竿」

ほんとカーボンにしといて良かったヨ。
「小継和竿」だと穂先を持ってかれるとこだったぜ。

カーボンロッドは「振り出し式」だから、引っ張ってかれても金輪際抜ける事はねぇ。


あのお濠は、近年は区が放流したんだか自然に増えたんだかやたらデカい鯉が食い付く。

手で差し込む式の「継ぎ竿」じゃスポッと抜けちまう。

何万円もする高級和竿を持ってかれたんじゃ目も当てられねぇや。


マブナ釣りならタモ網を持って行ったんだが、超小物釣りのタナゴ狙い。

いくら強いカーボンロッドでも、この寸法のフナを引っこ抜くのは無理。

急いでバッカン(ビニール製の水桶)を沈めて取り込んだ。

かなり抵抗して手こずったけどなんとかキャッチ。


0.4号の道糸なのによく切れなかったものだぜ。

これもカーボン穂先の柔軟性のおかげか。





マブナ釣りhttps://smcb.jp/diaries/8912177


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