紅葉六態(柏・観音寺)

秋袷

紅を裾に散らして秋袷(自作)

和服では10月から翌5月まで着る裏地のある長着を袷という。最近の様に夏が長く10月の中旬辺りまで暑いとそれまでの単衣でいいのでは、などと思うが茶道を嗜む方に言わせる駄目なそうだ。形を重んずる茶の世界。私のような無頓着では茶を嗜むなどもっての外と目をむいて叱られることは間違いないだろう。
着物のおしゃれの原則に季節の先どりがあるそうだ。もみじ葉を裾に散らした長着の地の色は何だろう。鮫小紋で薄墨色だったら・・・ダサい!と軽蔑の眼が。

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