日帰り慶良間諸島5島巡り (ツアー3日目) 2023年1月29日

「道路から見えた面白い地形」 阿嘉大橋を渡って、慶留間島地層観察サンゴ礁ゆんたく館へ 4  (慶良間諸島5島巡りツアー3日目) 2023年1月29日

5枚同時投稿

サンゴゆんたく館に行く途中の左側に見られた。

地層に含まれるスギやヒノキの化石の分布から、150万年以上前の鮮新世の時代には、慶良間列島は沖縄本島北部まで連なる標高1500mを越える山脈の一部であったと考えられている。

60-20万年前の沖縄周辺海域には、大きな規模のサンゴ礁が広がっており、現在それは琉球石灰岩として地層の中に残っている。この琉球石灰岩層は、慶良間列島では海底80m前後のところにある。

地殻変動によって、慶良間列島は沈降していったのである。その結果、沖縄本島と慶良間列島の間には海が広がり、山脈の頂であった慶良間列島は、現在のような小さな島の集まりになった。そのため、列島の内海は、沈降海岸地形を示し、美しい景観を見せている。




阿嘉大橋を歩いて渡って、慶留間島に行き、特殊な地層観察、そしてサンゴゆんたく館に行くと、野生の鹿が背中を見せて、去っていった。

コメント