早春賦。

 想い出の日本の抒情歌(1)
 「早春賦」です。

    早春賦
作詞 吉丸一昌
作曲 中田 章

 (一) 春は名のみの  風の寒さや
     谷の鶯     歌は思えど
     時にあらずと  声もたてず
     声もあらずと  声もたてず

 (ニ) 氷解けさり   葦は角ぐむ
     さては時ぞと  おもうあやにく
     今日も昨日も  雪の空
     今日も昨日も  雪の空

 (三) 春ときかねば  知らでありしを
     聞けばせかるる 胸の思いを
     いかにせよとの このころか
     いかにせよとの このころか

(明治の初め頃の唱歌で発表ですが、少し難しい文語体なのですが、意味は概ね理解できますね。1990年代に改めて紹介されたものです)

 フオトは、①奥飛騨温泉の早春
      ②能古島(のこのしま)の春(福岡市)

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