◆:◇三食六貫昼膳_20230417
🍣:毎年、この月辺りに降って来る名残り雪を題にしたりして上げてるけれど、こんな
冷たく寒い氷雪は身も心も凍らせる。 そういう日は過ぎるまで布団に埋まって越そう
と決めていたのだが、やんごとない事情で郵便局へ行かざるを得ず、行きは背那を
押す北西の粗風に傘で防戦しつつ向かい、一つ手続きなど終えたら帰宅しようとは
ならずに、また一丁西のドラッグストアへカートを曳きつつ向かう。
今度は強烈な向かい風。そして痛いほどの氷雨。ふらつく足元に気を向けながら滲ん
だ信号を見上げ、徐々に近付いている距離を感じる。
米など必要日用品を充填させて帰宅したらもう昼近い時間。防寒は真冬並みだった
けど久し振りの氷界に、春の体質を戴き始めた矢先の惨事。解凍していた切り身に
包丁を入れ、やおら昼食の手順を始める。
🍣:寿司ネタ{ ブリ、ワラサ、カツオ }コレだけで済ます。数は六貫。寿司はイイ、握っている
時が一番のストレス解消。手のひらの小さなシャリのカタマリで、私の命が長らえて
いる優しさを想う。寿司ネタの切り身はエネルギーの華やかなプレゼント。
慌てずに味わって戴きたい。この盆の上だけの、小さな幸せの世界。
🍣彡彡彡
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