昔の写真

中央構造線上の露頭

2004年5月15日、大鹿村にて撮影。スピリチュアルに興味のある方には有名な分杭峠の近くにある中央構造線の露頭です。中央構造線は、四国の佐田岬半島から四国北部、淡路島南部、和歌山、伊勢、三河湾、大鹿(国道152号線)、諏訪湖、関東方面に連なる地質上の境界です。境界が地表に露出しているところが露頭と言われるところです。プレートの乗った海側の堆積物が陸側のプレートに沈み込むときに、堆積物が海側のプレートに押され、陸側のプレート上に折り重なるように、時間をかけて積み重なってできた地質上の構造とイメージしています。昔伊勢自動車道の玉城インターを出て五ヶ所湾に向かう途中で、工事中の山肌に明確な境界線があり、きっと中央構造線の露頭ではなかったのではと思っています。

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