ある日 あるとき 気のむくままに

臼杵磨崖仏 ホキ石仏第一群 第2龕(がん)


  ホキ石仏第1群の中心的な存在である中尊の阿弥陀如来は、
  静まった顔で、眉、目、髭を墨で描き、量感あふれる姿が特徴

    左から 薬師如来坐像  阿弥陀如来坐像  釈迦如来坐像

  如来とは何か
   如来の「如」は真理、如来とは真理の世界すなわち悟りの世界に行ってしまった人、悟りを開いた人という意味である
   ところが如来は悟りの世界にいっただけではなく
   真理を悟りそれを教えて人々を救うためこの世にやってきた人という意味になる
   如来は余すところなく修行を消化し、完全な悟りの境地に達している
   そのためまだ多少の修行を残している菩薩などより高い地位にある

   紀元一世紀の後半にガンダーラで仏像が誕生した時、最初に仏像が造られたのが
   釈迦如来像だった
   しかし時代が下がると釈迦以外にも阿弥陀如来や薬師如来など様々な仏像が考え出され
   それらの仏の尊像も造られるようになった

   
   これ以上述べても・・・難しいかな

   みなさんにとって「摩崖仏」とはどんな印象だろう??

   ことしで最後かもしれないと言いつつ 九州の磨崖仏に出逢う旅は
   こころに残る磨崖仏に出逢えた満足の旅でもあった
        

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