スペインの旅(2023/06/07~14)

グエル公園①~お菓子の家と波打つタイルのベンチ

グエル公園は、元々はブルジョワ階級の人々のために作られた集合住宅(庭園住宅)。
大スポンサーだったグエル伯爵が後援者となり、1900から1914年にかけてガウディのデザインによって建設されました。
小高い丘の上に自然をそのまま残した姿で、広場や邸宅、礼拝堂などを設計。
波打つ石の木の回廊やタイル張りの広場など、独特の世界観。
でも町の中心から離れ地の利が悪く、公共の交通手段もないという悪条件の上、ふたりの進み過ぎた発想と自然の中で暮らすという価値観は、当時の人々に受け入れられず、住宅は売れ残り、未完のまま1922年に、市に買い取られて市民公園になりました。
その後、1984年には、アントニオ・ガウディ作品群として世界遺産に登録されました。

グエル公園を含め、ガウディの建築物はすべて、ありとあらゆる場所が特異なので
どれを出すか選べず・・一つの場所でも何枚かにわけ、またはコラージュで出します。

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