だいじなトウモロコシのヒゲ(髭)

散歩していると、所々でトウモロコシの実が育っているのを目にする。トウモロコシの実が大きくなるにつれて目立ってくるのがこのヒゲである。かつてこのヒゲについて調べたことがある。少し記憶が薄れてきてはいるが、確か実の一個一個がこのヒゲに繋がっていると書いてあった。非常に大事なものだ。それとは知らず、子供の頃、鼻の下にこのヒゲを付けて遊んでいた。あれから70年、ヒゲはまだ現役で活躍している。
今朝、ヒゲの正体が何であるかを検索したところ、雌しべだった。絹糸と呼ばれている。雄しべはトウモロコシの木の上部にあり、花粉が雌しべの絹糸に落ちる仕組になっている。絹糸に落ちた花粉が絹糸の中に花粉管を伸ばし受粉するとのこと。ですから、ヒゲの本数はトウモロコシの食べる部分の粒の数に等しいということになります。また、勉強になりました。

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