🏥:7週毎の通院検診。いつしか夏を迎えていた。そうして、午前9時過ぎにロビーへ
入る。 二日前に着札した家内が、まずは自分の治療の為に、罹り付けの総合病院へ
行き、その後私の通う循環器医院へ合流したいという提案で。
この日は割と患者数が少なかった。月曜なのに、いつかはあんなに満席状態でごった
返していた時も有ったのだが、予約患者だけでも三桁の整理番号だったしね。
まあ、治ったからナンでしょうか、ソレはソレで良き良きと不治の私は羨ましがって
も意味がない。
採血・レントゲンと診察前検査が進んでやっとひと段落。談話室で創って来たおに
ぎりを頬張り、しばし腎臓内科の診察室の前でその時を待つ。
家内から、自分のは終わったんで直ぐ向かうからとメール。でも、もう呼ばれる位置
だから待合室に居なかったら診察受けてるので、ノックして入って来てイイからねと
自分の家のような応答をして『ガキみたいだ』と直ぐに自戒。
―――採血採尿検査表を見詰めながら主治医が、変化は無いですネ~と、マ 現状維
持なのかなと、私はここ数カ月収まらない両脚のムクミが痛くてと、体調の変化を言
うと例の塩分摂取を訊いて来る。謂われてそれ以来慎重に控えてると事実を言ったら
水分の排出が上手く行って無いようだと。ソレで更に利尿剤のフロセミドという錠剤
を今までの1.5倍出すと、追加薬がまた増えた。経験上すぐに副作用を気にしたが腎臓
病治療薬特有のメマイや発熱・発疹・動悸と心臓病もあるけどそれに関わって来る悪
症状も有って、気になっているが仕方無い。ともかく次回の通院迄改善されているコ
トを切に祈りながら診察室を出る。
家内が居た、キョトンとしている。『来てくれてるんだったらメールの様に入って
来たら良かったのに』。家内が『今来たトコ』と。家内の症状を訊いて、思いの外軽
かったようで安心。入院や手術でもなったら二人とも大変なコトになりそうだと、前
夜暗澹とした思いで語り合っていたのだがまあ良かったと、自分の処置など忘れたか
のよう。
その後、心臓外科でそれらの報告と処置した経過を話し合ったりで終え、院内薬局
で大量の処方薬を受け取って、通りでタクシーを拾って帰宅と相成った。
🏥彡彡彡
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