家族

非常食を食い出すコト

      ◆:◇ 朝食:キッコーマン:混ぜるだけ:ビビンバ_20230807

🍛🥄:昨日一日中、家内の郷里が集中豪雨と洪水警報。道北の山間部で、谷合に犇め

   くように出来ている河川中心の小さな町がよもやな大洪水に見舞われたらと想像

   するにも恐ろしいコトで、朝から家内とメールで協議。家の裏窓から眺められる

   渓谷が、普段は美しい日本画のような光景なのだけど、一度荒れ狂うと河川周辺

   は崩壊し怒涛の濁流が川縁を削って行くことも有ったという。

    毎年春先、ソレは雪解けの増水と共に訪れるので、その度に老両親を抱えて軽

   四輪で逃げる準備は毎度の如く怠らない。だから避難道具も手早く車内に運び込

   んで、今回は遂に実行の運びとなった。今や失礼だけど、老両親は先に旅立って

   戴いて家内は単身で車を段取れたから、10分後には避難会場へ到着し、ドアを開

   けたが誰も居ない。危険察知が速くて家内だけだったようだが、ソレが功を奏す

   るコトの方が高いからと、そこで暫く様子を観ましょうと。そのうち二,三家族が

   遣って来たようだけど、家内は駐車場の車の中で待機すると言って食料や水を出

   して持久戦を覚悟。

    やがて、警察が遣って来て、川は大丈夫なようだからと家に戻ってはと促され

   て、用心して川向うから遥かに実家の方を観て、川の水がもう河川敷の遊歩道を

   呑み込んでるのを観て更にもう暫くは駐車場に居て、ソレから判断すると言って

   来た。その方がイイねと合議してまた苦い沈黙が訪れた。

    一時間ほど経って、様子見にと家に帰ってみたら川面が下がってるように見え

   たので部屋に入って窓から様子を更に眺めていたと。

   夜になり、雨も止んで静かになった中を川の流れるゴーッという濁流の音が響い

   ているだけだったと。


🍛🥄彡彡彡

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