南天の星空

オメガ星団

昨夜(9月4日)晴れ、簡易赤道儀の極軸合わせをしました。写真撮影では地球の自転をキャンセルするようにモーターを使って星を静止したようにして撮影します。最近はスタックと言って同じ領域を何枚も撮影して重ね合わせ、ノイズの少ない画像に仕上げることができます。そのため撮影の最初と最後でずれが生じた場合はスタックしてノイズを低減する領域が減少するので、極軸合わせは重要です。南半球では八分儀座の台形をベースに合わせますが、暗いのと街灯りで、いつも苦労します。三脚の足元を動かないように固定して、再度極軸合わせをして調整完了の運びです。

パソコンも持ち出して自動追尾をセットして試し撮りしました。対象はだいぶ西に傾いたオメガ星団、双眼鏡で見つけることができますが、肉眼では季節によって変わります。いつもは西方面の撮影はほとんどしませんが、操作には問題なく、対象を導入することができました。

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