深まる秋

ジョロウグモ

ジョロウグモは一般的には女郎蜘蛛と書かれるが、上臈蜘蛛(金ぴかの衣装に身を包んだ御殿女中の最高位にある女性 上臈)とも書かれ、僕は此方の方が正しいんじゃないかと思います。尚上にいるちいさいクモについてはオスではないかと思います。性的二形が大きく、成体の体長は雌で17〜30mmなのに対して、雄では6〜13mmと雌の半分以下である。形はほぼ同じで、腹部は幅の狭い楕円形で歩脚は細長い。成熟した雌の腹部には幅広い黄色と緑青色の横縞模様があるのが特徴であり、腹部下面に鮮紅色の紋がある。ただし、成熟する寸前までは雄のような斑模様が見られる。雄は雌に比べて小さく、色も褐色がかった黄色に濃色の縦じま混じりの複雑な模様がある。歩脚は暗い褐色に黄色の帯が入る。

幼体と亜成体は複雑な斑模様を持つ。

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