霧に噎ぶ第一橋(蔵出し)

2012年10月の末、会津若松-川口間にてSL”只見線奥会津号”が運行されました。
只見線は、前年の新潟・福島豪雨の為に川口以降の第五橋を始めとした3カ所の鉄橋が流出し甚大なる被害を受けた影響で、川口~只見間は運休区間となりました(~o~)
この日は早朝に一番上の鉄塔足下まで登り、只見川第一橋梁を望む地点に場所を確保しました。沿線各所の災害復旧工事の為に只見川の水位が下げられ、中洲が現れる程でした。
朝から川霧が発生して列車の視界が心配されましたこのお立ち台でしたが、列車通過の頃には旨い具合に山側に移動してくれました。
やがて汽笛を咆哮させながら、C11325が牽く”奥会津号”が霧の中から姿を現しました。
SL列車は、霧に噎び泣くように雄叫びを上げながら山間に走り去りました。
紅葉にはやや早かった感じでしたが、足下に茂る燃えた樹林を入れて捉えました(^_-)

2012年10月28日撮影 会津西方-会津桧原

コメント