極軸望遠鏡のある赤道儀の極軸合わせについて、私なりの結論に達したと思いますので紹介します。手順は
１．極軸望遠鏡の中心と極軸カメラの中心を合わせる。極軸望遠鏡を使い、どこでもいいので十分に遠い目標を決め、中心のマークに合わせる。
２．次に極軸カメラの中心をパソコンに表示させる。
３．極軸カメラの中心が１で決めた目標と一致するように極軸カメラを調整。これで極軸カメラの中心と極軸望遠鏡の中心が一致。
４．極軸カメラを概ね天の極に向け、星図の極と比較しながら、赤道儀の向きを極軸カメラの中心と星図の極が一致するように調整する。これで赤道儀の回転軸が天の極と一致。
極軸望遠鏡の回転軸中心の向きを極軸カメラに一致させ、極軸カメラの向きを調整することで赤道儀の向き極に向けることができるようになります。南半球では天の南極近くの星は暗く、極軸カメラは感度や画質を調整でき、多分月夜でも調整が可能になると思います。