地元・ちい散歩〜関東近郊・旅行

   上野公園にある立派な騎馬像 「小松宮彰仁親王像」


🔵 明治45年(1912年)2月に建立、3月18日に除幕された「小松宮彰仁親王」を記念して造られた銅像です。佐野常民氏(博愛社:現日本赤十字社や、龍池会:現日本美術協会の設立者)によって、"赤十字社設立25周年記念"として提案され、彫刻家(文展審査員)大熊氏廣氏によって製作されました。軍装の騎馬姿をしていて、立派な正帽の前立や装備・馬具の精緻さ、馬の抑えた躍動感、そして馬上の小松宮の威厳あるたたずまいは見ごたえがあります。明治10年に"博愛社"が創立されると総長に就任、その後"日本赤十字社"に改名されると総裁となり、赤十字活動の奨励・発展に尽力しました。これ以外にも多くの社会奉仕・事業団体の総裁を務め、現在皇族が行っている社会活動公務の基礎となった一人です。

※上野公園で早咲きの桜「カンザクラ」が開花 ; 最高気温20℃超、都心で"春一番"を観測 ! 2/15(木)

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