青の洞門通り抜け  (福岡大分県ツアー2日目)  2023年12月8日

「手掘りのトンネル入口、途中、出口」 青の洞門歩いて通る   (福岡大分県ツアー2日目) 2023年12月8日

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江戸時代、荒瀬井堰が造られたことによって山国川の水がせき止められ、樋田・青地区では川の水位が上がりました。そのため通行人は競秀峰の高い岩壁に作られ鉄の鎖を命綱にした大変危険な道を通っていました。

諸国巡礼の旅の途中に耶馬渓へ立ち寄った禅海和尚は、この危険な道で人馬が命を落とすのを見て心を痛め、享保20年(1735年)から自力で岩壁を掘り始めました。

禅海和尚は托鉢勧進によって資金を集め、雇った石工たちとともにノミと鎚だけで掘り続け、30年余り経った明和元年(1764)、全長342m(うちトンネル部分は144m)の洞門を完成させました。

北九州市八幡西区のホテル出発→築上郡上毛(こうげ)道の駅→青の洞門(大分県)

若い頃中津市からバスで、耶馬渓に行く途中通過、車窓風景に見覚えがあった。
今回はバス下車歩いて通り抜け、冬晴れ絶景(絶壁)にちょっと感動。
温故知新だった。

菊池寛「恩讐の彼方に」が浮かんだ。
(添乗員はなぜか触れなかった)

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