富士山:「ダイヤモンド富士」 & 夜景・夕景

🗻【富士山にかかる雲と、天気の関係】笠をかぶると雨 !? 「笠雲」と「つるし雲」 雲の種類で予報できる?

📷 2021-12-29 "駒ヶ岳ロープウェー"「駒ヶ岳頂上」にて撮影したものです。
  <フォト> https://smcb.jp/photos/39378899
シャッターチャンス ! https://smcb.jp/photos/39378561

《富士山にかかる雲と天気の関係》「富士山が笠をかぶれば近いうちに雨」「ひとつ笠は雨、二重笠は風雨」といったことわざがある富士山。富士山に発生する雲の中で代表的なものが「笠雲」と「つるし雲」です。
≪笠雲≫ 気流が山腹に沿って押し上げられて山を越すときに生じる雲で、笠や帽子のような形をしています。富士山に"笠雲"がかかると雨が降るといわれており、実際に"笠雲"がかかったあと、24時間後までに雨が降る確率は、春秋が約70%、夏は約75%、冬は約70%と、統計から見ても信頼性が高いです。
<つるし雲>「レンズ雲」とも呼ばれる"つるし雲"は、山頂を通り過ぎた上昇気流がロール状に回転して富士山の風下に雲を作ったものです。円筒状、楕円状、つばさ状といった形状があり、凧が天高く上がり同じ場所に浮かんでいるように見えます。空気の乾燥している冬より、水蒸気が多い春から秋に現れやすいそうです。この雲が現れると天気が下り坂に向かうといわれています。

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