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よくあるご質問

「孫疲れ」の実態とは?

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今の親世代は「自分たちの頃より大変」と考えている祖父母世代が5割。孫への投資は「語学・学習・教養」が中心

趣味人倶楽部では、2017年10月27日~11月6日にかけて、趣味人倶楽部会員を対象に「第2回 ミドル~シニア世代のホンネ調査」を実施し、総計で756名の方にご協力いただきました。

こちらのページでは、調査項目の中から子・孫の世代への祖父母世代の実感に関する集計結果を公開いたします。

<調査概要>
調査期間:2017年10月27日~11月6日
調査対象:趣味人倶楽部会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答数:756件
男性:570名(30代:1名、40代:6名、50代:58名、60代:255名、70代以上:250名)
女性:186名(30代:2名、40代:9名、50代:41名、60代:87名、70代以上:47名)

「孫疲れ」の実態とは?結果ダイジェスト

1.祖父母世代から見た親世代は、「自分たちより大変」

自分に孫を預ける娘・息子(孫の親)については、「よくがんばっている」「忙しそう」という評価が半数を超え、子育てに厳しい時代の親の環境について、一定の理解があることが伺えます。「自分たちの時代より大変そうだ」と感じている層も、「そう思う」「ややそう思う」割合が合わせて6割弱となりました。

2.孫への投資額は年間5万円以内、一部には30万円以上をかける祖父母世代も

年間の孫への投資額について聞いたところ、ボリュームゾーンとなったのは1~5万円(28.5%)、6~10万円(28.1%)でしたが、30万円以上使っているという層も8.6%存在します。この投資総額と「孫の面倒を見る頻度」との相関は特に見られず、ボリュームゾーンの構成はどの頻度でも大きな差異はありませんでした。

3.孫への支援は「語学・学習・教養」が主、今流行のプログラミングへの関心は1割程度

投資内容については、「勉強」の補助、次いで旅行・留学の補助が1.2位となり、新たに注目を集めている「プログラミング」などへの関心は低いようです。この傾向は、孫が「いない」と回答した層でも大きくは変わりませんでしたが、孫が「いない」と回答した層の方が「プログラミング」への関心は5%ほど高いという結果でした。

調査結果

1.孫の有無と、孫の保育環境

「孫がいる」と回答した趣味人倶楽部会員の中で、孫への接触頻度を聞いたところ、「毎日」もしくは「週1回」と回答した会員が2割。合わせて、孫の預け先について聞いたところ、「保育園・幼稚園」、就学児童については「学童保育」があるものの、それ以外の預け先としては自分たち以外の親族・義実家(嫁・婿の両親)が合わせて3割強と、子どもの保育環境については血縁頼りの傾向が顕著。公共・民間の保育支援が不十分もしくは認知度が低く、利用されにくい現状が垣間見える。

保育環境への満足度は、半数以上が「どちらともいえない・わからない」と回答したものの、親の勤務先企業・行政・民間事業者の3者の支援については「不足」と考えている割合が高かった。

自由記述で「不足だと思う」理由を聞いたところ、「一番近い保育園に入れず、苦労したようだ」「世論は都会ばかりのニーズを報道するが田舎も同じくすべて不足しています」など、実感のこもった意見が聞かれた一方、「どちらともいえない・わからない」理由の中には、「二人の子ども(孫の親)たちは、会社を経営しているため、比較的時間的余裕を作れるが、一般的に見ると 企業や行政が次世代を担う大事な資産である子育てに協力的であって欲しいと願っている」「我が家の孫たちは不足の実感はないが、よそではそのような話を聞くので、そうかなあと思う」、「十分だと思う」理由では「親で無いし、日々施設と接していないので評価しづらい。ただ、傍目からは娘の公立施設は良くやっている、助けられているなとは思う。地方都市だが、子育てに行政の姿勢を感じるし健闘していると思う。」という意見も聞かれた。

2.孫への投資について

年間の孫への投資額について聞いたところ、ボリュームゾーンとなったのは1~5万円(28.5%)、6~10万円(28.1%)であったが、30万円以上使っているという層も8.6%存在した。投資総額と孫の面倒を見る頻度との相関は特に見られず、ボリュームゾーンの構成はどの頻度でも大きな差異はなかった。

孫への投資の内容としては、「本」が一歩リード。この傾向は、孫が「いない」と回答した層でも変わらなかった。

おもちゃ、洋服、お菓子などは「喜ぶのでついつい買ってしまう」「女の子なのでかわいい洋服を着せたい」など「喜ぶから」という回答が多かったのに対し、本に関しては「知育の役に立ちたい」「スマホ、ゲーム機の時代だが、本を読んでもらいたいから」「情操教育に読書は必須だと思うので、読書好きになってほしいから」など、教育的な理由の回答も多かった。

「自分が気に入った本を買ったり、頼まれて買うことがある。又読後感想をお互いに話すこともある。先日は司馬遼太郎の本を話題にした」「自分の子育てで、本代だけは無制限としてきた。一生を20年にするのも10,000年とするのも各人の意識次第でどうにでもなる、というのが小生の意見で、その方法は本に親しむことで実現が可能である。孫の一生をリッチにする方法はこの方法を頂点とする知的・情操的な知育環境を提供することにあると思う」など、趣味人倶楽部会員ならではのハイレベルな回答も。

今後の投資内容については、「勉強」の補助、次いで旅行・留学の補助が1.2位となり、新たに注目を集めている「プログラミング」などへの関心は低い。この傾向は、孫が「いない」と回答した層でも大きくは変わらなかったが、孫が「いない」と回答した層の方が5%ほど関心が高かった。

自由記述では、「旅行や海外留学など経験の補助」を選択した理由として「遊び方面が祖父母の領域だと思うから」「若いうちに海外生活を経験させたい」などの意見があった。また、選択肢からは漏れたが「その他」の中にはスポーツクラブなどの会費の補助も一定割合含まれており、活躍する孫への期待の大きさが伺える回答も。

回答数は少ないが、「プログラミングなどITスキルの補助」の選択理由として「ITは避けられない」「たしなみとしての習い事は さておき、塾・ITなどの学習は教養として力を積みたいもの。留学などの経験も同じく。」「パソコンなどは私よりも上手で表、図形、写真、等はさらさらと出来、もはや完全に現代の子供で、ついて行けないのが現状です。 将来のためにもこういう事は大いに援助してやりたいと考えています」などがあった。

3.孫と、息子・娘(孫の親)への感情

孫については、「かわいい」「ややかわいい」と回答した方が98.5%と圧倒的であったが、「何でもしてあげたい」割合は56.6%、「毎日でも会いたい」割合は37.8%とぐっと下がり、「優しい祖父・祖母だと思われたい」かどうかに関しても、「思われたい」と回答した層が半数を割り込むなど、一定の距離感を保ちたいという気分が感じられる。

自由記述では、「かわいい・なんでもしてやりたいというのは当たり前のこと。 身近におきたいとか、思われたいなどとは思わない。 影ながら力にはなってやりたい」「とても可愛い存在だけど、ある程度の距離を置いて接していたい。 そして、周囲の期待で大きな負担をかけないようにしつつ、将来の幸せを願っているから」等、孫はかわいいが節度を保ちたいという意見が多かった。「孫には孫の人生が有るので祖父母がとやかく言うものではない」「やさしさ、厳しさが必要と思うが第一義的には両親の補佐」等、当人たちを尊重するという意見も。

また、少数だが「孫の中には、とてもかわいく思える子とかわいくない子もいる。 そしてもうこちらの人生も残り少ないので孫に振り回されていきたくない」「毎日朝から夜まで一緒なので、たまには離れたい、疲れる。 私がどう思われようと(嫌われようと)知恵がついてジジが言ってた事やってた事が正しいと理解されればそれでいい」等の厳しい意見も聞かれた。

また、自分に孫を預ける娘・息子(孫の親)については、「よくがんばっている」「忙しそう」という評価が半数を超え、子育てに厳しい時代の親の環境について、一定の理解があることが伺える。「自分たちの時代より大変そうだ」と感じている層も、「そう思う」「ややそう思う」割合が合わせて6割弱となった。

自由記述では「娘もフルで働いて、婿さんもブラック企業とは言えないが、かなりな仕事量で働いているのを見ている」「夫婦とも正社員で、両立は大変そう」「一戸建てと新車のローンで大変。共働きしないとやってゆけない」等の実感のこもった回答が多く聞かれた。

また、「昔の親は生活していくので精いっぱいで、しつけとかあまりやかましく言わなかったが皆順調に育ってきたが、今の子供たちはいじめやいろいろと問題が多い」「我が世代と違い普通の生活でも出費がかさむので大変だと思う。 我が世代は周りがそんなに裕福でなかったから貧乏でも我慢できた」等、社会情勢に対する意見も。また、一部には「昔のほうが厳しく忙しかったし、甘えられる行政の仕組みもなかった」「私たちは親に経済的にも精神的にも甘えていないし、行政にも押しつけがましいこと言えなかった」等、昔の方が大変だったとする意見も聞かれた。

孫が「いない」と回答した層については、孫の親世代についての実感は「どちらともいえない」がほとんどだが、それでも一定の割合で「忙しそう」「自分たちの時代より大変そうだ」と感じていることがわかった。

4.インターネット上で話題になった「孫疲れ」について

「孫疲れ」というキーワードについては、「知らなかった」という層が大半であったが、「来て嬉しい、帰って嬉しい・・・年齢を重ねると実感である」「居る間は楽しいが、帰ると疲れがどっと出る」「確かに、たまに食事に呼ぶときなど、当日まではとても楽しみにしているけれど、帰ったあと毎回、夫と“疲れたね”と言い合うし、もうたくさん、と思う」等の実感のこもった意見の他、「確かにそうなるのだと思う。帰ったあとの反動も恐ろしい気がする。老後の面倒を見てもらう手前、自分の方でイニシアチブを取ることは難しいのかも知れないが」「一日面倒みただけでも疲れるのだから、孫疲れは誰にでも起きる。 まだ外孫だからいいが、内孫ができると自分の身にふりかかる。いまから覚悟しておかないと」「長期については経験が無いので分からないが 多分孫疲れ を感じると思う。」等の共感の声が多く聞かれた。まさに「来て良し、帰って良し」「可愛いと世話は別物」というのが祖父母世代の実感だと思われる。

少数ではあるが、「全然感じない、それどころかこちらがエネルギーを貰っている」「そんな事は有りません、まごまごしない様に、体と心を鍛えています」等の反対意見も聞かれた。