運慶の生涯が語られる時、「運慶願経」を行ったことは必ずと言っていいほど取り上げられるので知ってはいたが、運慶自身が強い仏教信仰者であるということには思い至らなかった。安阿弥と称していた快慶は重源上人に深く帰依して熱心な阿弥陀如来の信者であったことはよく知られているが、運慶自身も仏教信仰者であることはあまり語られていないように思う。しかし、本書を通じて運慶がなぜあのような鬼気迫る仏像を製作できた…
今晩は。 先規、パソコンを表の20平米の部屋からむかし子供の勉強部屋へ引っ越してきました。(12平米の部屋) LANケープルは、各部屋に引いてあります。 今日ガラガラの神戸電鉄粟生線の電中から、東京の白石先生にあついですねすと言いました。 (一車両に2人程度、4両でヤク10名前後) 白石先生は、東京は雨続きで涼しいといっておられました。 ★小野市水道部、一般家庭の水道料金を6か月無料に!…
物語は長岳寺の阿弥陀三尊像の玉眼を父・康慶が息子・運慶に見せるために連れていくところから始まる。運慶は恐れながらも玉眼の美しさの魅力に魅せられるが、玉眼を生み出した仏師は狂乱のあげくみずから首をくくってしまったという不吉なエピソードについても聞かされる。このエピソードは美と狂気の危うい関係を暗示しており、運慶の中にも美を追求する暗い情念が迸っていることを象徴している。 若き運慶は父・康慶か…
きのう、「興福寺中金堂再建記念特別展『運慶』」にいってきた。ところは東京国立博物館の平成館。「どこから湧いてきた」といいたくなるほどの人でごった返していた。あした11/26でおしまい。金曜日で平日ということは関係ない。 なにしろ、勧進元に名を連ねている朝日新聞社とテレビ朝日が宣伝を重ね、先日は「入場者40万人以上!」などとアオった(たぶん)。「物見遊山興味本位面白半分付和雷同」組が押しかける…