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よくあるご質問

「今村翔吾」の日記一覧

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ソババッケ
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今村翔吾 の 襲大鳳(上下) 羽州ぼろ鳶組

◆襲大鳳(かさねおおとり)上 羽州ぼろ鳶組★3.3 シリーズ11巻目。前作はこの巻で尾張藩火消頭だった伊神甚兵衛を登場させるための布石だったようだ。18年前、林大学屋敷火事で松永源吾の父・重内は亡骸となった。だが、そこにあるはずの甚兵衛の亡骸は見つからなかった。尾張藩火消を全滅させた者への復讐を狙っていたのだ。 新人火消のい組の慎太郎とめ組の藍助は市中回りの最中に市ヶ谷の尾張藩上屋敷の出火に出…

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今村翔吾 の 黄金雛  羽州ぼろ鳶組 零

★3.5 絵の違うカバーが2枚ある、第2印からか。10作目にしてエピソード0だ。背の色も変えたということはこのまま続くのか。 第8作で〈進藤内記37歳、大音勘九郎と辰一が35歳、松永源吾と蓮次が34歳、秋仁が33歳の黄金世代時代〉とあったが、それが一挙に18年前の宝暦6年(1756年)に。 16歳の源吾が憧れていた尾張藩大名火消頭の伊神甚兵衛は、3年前の目黒付近の野火の事故で172人全員が殉…

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しんちゃん
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六韜を読む少女

 今村翔吾の「てらこや青義堂-師匠、走る-」を読了した。著者は時代小説作家であり、2018年に本書で第十回角川春樹小説賞を受賞している。本書は、かつて凄腕の公儀隠密だった寺子屋の師匠を主人公とした人情時代小説である。  物語の舞台は明和7年(1770年)である。主人公の坂入十蔵は伊賀組与力坂入家の次男であり、部屋住みの身ではあったが、伊賀組始まって以来の鬼才と呼ばれ、忍びの技だけではなく、武芸十…

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今村翔吾 の 双風神 羽州ぼろ鳶組9

★3.3 シリーズ9作目。京の淀藩常火消頭・野条弾馬からの依頼で源吾、星十郎、武蔵は大坂へ。 焰風が大きくなり竜巻に変じる「緋鼬(あかいたち)」が頻発するのだ。何者かが付け火で故意に発生させている。 星十郎は必死に緋鼬の消滅策を探り六角獄舎の罪人・野狂惟兼に策を求めたが・・。幕府天文方の山路も応援に駆け付けた。 大坂は5つの町火消のみ、だが結束に欠ける彼らを一つに緋鼬に当たる必要から源吾の秘策…

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今村翔吾 の 玉麒麟 羽州ぼろ鳶組8

★3.5 シリース8作目。 玉麒麟とは梁山泊の副頭領の字名。鳥越新之助が付け火事件に巻き込まれその下手人に仕立てられた。 日本橋の橘屋に賊が押し入り一家は斬殺された。訪れた新之助が助けえたのは見合い相手の琴音とその妹の玉枝のみ。だが突如、火盗改に取り囲まれた。かくして新之助の逃走劇が始まる。またしても一橋治済の陰が。 田沼の依頼で助太刀に現れたのは本所の銕。進藤内記37歳、大音勘九郎と辰一が…

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しんちゃん
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まつろわぬ者達

 今村翔吾の「童の神」を読了した。著者は時代小説作家であり、2018年に本書で第十回角川春樹小説賞を受賞している。本書は、源頼光による大江山の酒呑童子退治をモチーフとし、朝廷にまつろわぬ者達の闘いを描いた伝奇時代小説である。  安和2年(969年)、左大臣源高明は土蜘蛛、鬼や夷等、童(わらわ)と総称される化外の民との同和を訴えるために、源満仲の同心を得て安和の乱を起こす。高明の従者の藤原千晴は陰…

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今村翔吾 の 狐花火 羽州ぼろ鳶組7

★3.3 シリーズ7作目。 明和9年(1772年)の大火から2年、花火師・秀助の再来かと思わせる付け火が頻発する。 源吾とともに探索に乗り出すのは麹町定火消の頭取・日名塚要人。なんと田沼によって麹町定火消の全員が公儀隠密の者どもに入れ替わったようだ。 新たに暗躍するのは秀助の弟子・種三郎と顔の左半分に火傷のある男。追い詰めるものの取り逃がしてしまった。 他に番付狩りをやる慶司、町火消「い組…

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今村翔吾 の 童の神

★3.4 H30下直木賞候補作。 平安時代には数々の伝説が残る。藤原秀郷の近江三上山の百足退治や、源頼光と四天王(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)による土蜘蛛退治や大江山の酒呑童子討伐、更には平将門の娘とされる妖術使いの滝夜叉姫など。 退治された者どもは言われるような鬼や妖怪の類ではない、彼らこそ時の朝廷に「まつろわぬもの」であり、蔑んで「童」と呼ばれたものたちである。 越後蒲原郡の…

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今村翔吾 の 夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組6

★3.3 シリーズ6作目。 安永3年(1774年)、源吾は35歳(田沼も側用人から老中に就任し2年が経過)になった。 吉原で不審火が頻発し、彦弥が妓楼「醒ケ井」の花魁・花菊を救出したことが縁で、源吾が探索に乗り出す。 吉原火消を派遣している大見世の主らは火事を恐れていない(焼け出されて仮見世の営業の方が実入りが良い)という設定。 不審火には共通点は無く、何者かが操っているに違いない、深雪は…

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今村翔吾 の くらまし屋稼業

★3.3 あの「羽州ぼろ鳶組」の作者の新シリーズ初作。 堤平九郎は3年前に西国からに江戸へやってきた。七瀬と赤也という仲間を得て「くらまし屋」という逃がし屋を始めた。 平九郎は驚異的な剣の技、七瀬は策を練る頭脳、赤也は変装能力を武器とする。 今回は香具師の大親分から3人の男女を江戸の外へ逃がすこと。予想もしなかった80丁立の駕籠。後のドタバタ(裏の裏の技)は返って面白みを削ぐ。 読者の予…

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今村翔吾 の 菩薩花 羽州ぼろ鳶組5

★3.3 シリーズ5作目。 今回は火消番付にまつわる物語。新庄藩と同様の貧乏藩・仁正寺藩1万8千石。次の番付で三役入りがなければ、大幅減員と家老から告げられた頭の柊与市の取った行動は。 番付は府下10名の有名読売書きの審議で決められる。異常に早く駆けつけ、消し口を奪う大物食いに走る仁正寺藩、その陰で不審な動きをする八重洲河岸定火消が・・。 火消専門の読売・文五郎の行方不明事件では加賀鳶の娘…

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今村翔吾 の 鬼煙管 羽州ぼろ鳶組4

★3.5 シリーズ4作目。 京の西町奉行・長谷川平蔵の危機に、松永源吾が呼ばれた、供は星十郎と武蔵。 サイフォンを使った連続殺人・青坊主事件に続き、死体からの連続発火・火車事件が起きる。武蔵は竜土水の平井利兵衛(架空か)の水工技術が絡むとにらみ賊を追うが。 それぞれの事件を陰で操るのは幕府と暦の発行権益を争う土御門の勢力が・・。(冲方丁の「天地明察」や鳴海風の「和算忠臣蔵」ではその確執を扱…

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今村翔吾の 九紋龍 羽州ぼろ鳶組3

★3.6 シリーズ3作目。今回は町火消最強の「に組」の頭・九紋龍に絡む物語。日本橋の呉服問屋・出雲屋はかつて盗賊の千羽一家に家族を皆殺しにされ、生き残った男こそ九紋龍こと辰一。 一味が付け火をして富豪を襲う手口を、松永源吾は軍師たる星十郎とともに解き明かし、対抗策を・・。見事一味を捕縛したが、主だった者はいなかった。この話は次作も続くのかな。 国許から御連枝の戸沢正親が出府して、火消の削減を…

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今村翔吾の「夜哭烏(よなきがらす)  羽州ぼろ鳶組2」。

★3.7 シリーズ2作目。 松永源吾は300石とはいえ6割の借り上げの超貧乏藩の火消頭取。今回も田沼政治を眼の仇とする一橋一派が暗躍する。 江戸の町火消は火元に近い大名火消か定火消が太鼓を打たなければ出動できない決まり。これらの子女を攫って人質にし太鼓を打てなくする挙に出た。 そして魔の手は加賀鳶とぼろ鳶にも、大音勘九郎の娘・琳と彦弥や新之助が懇意にしている長屋の娘・お七が攫われ・・。 …

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今村翔吾の「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 1」。

★3.6 珍しく口コミで急速に人気上昇中のようで、続編も出ているよう。 若年寄配下の「定火消」旗本・松平隼人家の頭で「火喰鳥」の異名をとった源吾は浪人、妻の深雪は押しかけ女房である。 そんな源吾に新庄藩から3百石の話が。深雪は試し斬りでも拷問にでも使っていいと承諾する。 迎えた「明和の大火」、田沼に反抗する勢力が花火師などの一味を使って狐火という火付集団を扇動する。長谷川平蔵も登場し賊を追…