「初句会」の日記一覧

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壁の絵の家路は白く蛇行して

 あぢさしを見るため家路遠くして  安住敦  バスガール家路も花の煙草畑(南九州国府)  飯田龍太  午後五時に「家路」の曲が鳴り響く  アロマ  じふぶきに足が覚えてゐる家路  後藤洋子  初句会星美しき家路かな  内藤豊子  草匂ふ夜の家路や青葉木菟  星野椿  中学生二里の家路の山紅葉  相馬遷子  家路来て秋の午後を振り返る アロマ  麦嵐瞳をつむりてもひかる家路  …

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今日の俳句(初句会)

久々の恵みの雨の中初句会でした。 句友も年々老いて一人減り二人減り・・・・ そんな中、今年も何とか続けたいと思ってます。 宜しくお願い致します。 *歳時記の手擦れ愛しむ去年今年 *年用意猫は木肌に爪を研ぎ *軒氷柱朝の光を閉じ込めて *平成の終の暦の反り返る *褒められて湧き立つ句座や初句会

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今年の初句会

昨日近江八幡に吟行し、その後初句会でした。 朝からの雨模様は、吟行している内はまだ小雨で収まり 幸いでした。 近江八幡の日牟禮八幡や八幡堀、近江商人の新町通りは さすがの趣があり、良い一日になりました。 ひと日又ひと日と思ひ年迎ふ しっとりと雨の吟行初句会 句会かね日牟禮八幡はつ参り 初詣お国訛りの懐かしき 俵つみ餅花かざり能舞台 水仙の八幡堀は舟でゆく 八幡堀のロケ懐かしや冬の雨…

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1月度句会

今月は初句会である。今回の兼題は、小生が出題の「寒梅」、「初夢」、「冴ゆる」であった。 角川合本 俳句歳時記第三版の兼題の説明は次の通り。 寒梅(かんばい)、冬の梅、冬梅(ふゆうめ)、寒紅梅、冬至梅  冬に花を開く梅。静岡県熱海市や神奈川県小田原市の梅は厳冬に咲く。 初夢、獏枕(ばくまくら)、初寝覚 正月二日の夜に見る夢をいうことが多い。昔は江戸では大晦日の夜の夢をいい、京阪では節分…

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今年の初句会

今年の初句会は、「若水」、「初鴉」、「福寿草」の兼題であった。 「若水」は広辞苑によると、次のような表現になっている。 元日の朝に初めて汲む水。一年の邪気を除くという。古代、宮中では立春の日に主水司(もいとりのつかさ)から天皇に奉った水。 井戸から汲む若水が若井。歳神に供え、口をすすいだり、雑煮などの料理に用いたり、福茶を沸かすという。汲むタイミング、汲む人、服装、所作、供え方等に地方によ…