気温の乱高下が　激しく此処何日か体が怠い 　といってもテレビの録画は　バッチリ見ている 　昨日の夕餉のモズクが美味しかった 　檸檬酢に醤油を懸けて頂く 　 　　ふと潮の香も深川の春の風　 安原葉 　　春の風木々の梢の色づきて 　秋山文子 　　朝一の五分体操春の風 　中里昌江 　　つやめける乙女の像や春の風　 遠藤レイ 　　木立抜け虹色に吹く春の風　　アロマ 　　海…

　雪柳しだれて風に逆らはず　 川崎雅子 　 　雪柳咲き乱れて今朝の色　　アロマ 　路地奥の昼を灯して雪柳 　高橋泰子 　雪柳大川端に芭蕉の句　 浦川哲子 　たわみつつ風に弾ける雪柳 　久世孝雄 　花冷えの木目正しく光る床　 高田令子 　夜の雷去り花冷えのつのりたる　 飛高隆夫 　花冷の商店街に早くも灯　 辻由加 　蒼味たる花冷えの時期雪柳　　アロマ 　花冷や小暗…

　あたたかき今日は何せむまづ散歩　 新明紫明 　オペラ果て町逍遙の白夜かな 　岩崎照子 　お花畑雲の空中散歩かな 　高澤良一 宿好 　ここに亦漫ろ歩きの蝸牛　 高澤良一 暮津 　シードラゴン搗布林を散策す　 高澤良一 ぱらりとせ 　だんでいな老人散歩さざんか咲いた 　柴田美代子 　ちゃんちゃんこ着せて住人の犬散歩 　高川芳之介 　とく起きて散歩かゝさず蓼の露 　鈴木花蓑 鈴木花蓑句…